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キリスト教: 太古のエジプト的な宗教: 第四章

CHRISTIANITY: AN ANCIENT EGYPTIAN RELIGION
AHMED OSMAN
キリスト教: 太古のエジプト的な宗教
アフメド・オスマン著

パート1

第4章 多くの色のコート 


トトメス3世が、この世で今まで見られた事の無い様な、豊かで最も強力な帝国を築き上げていた間 - そして、それと同時に、全てのファラオ達の中で最も偉大であると言う、彼自身の評判を確立して行った間 - サラと彼女の子孫達は、カナーン(パレスチナ)において、遊牧民的な生活をおくっていました。頻繁に厳しい(自然の)要素に対して、テントが単純な家と保護を供給しました。お見合いによって、婚姻は成され、子供達は生まれ、死者達は埋葬されました。彼等の日々のリズムは、あまり肥沃では無い土地から生計を立てる試みと、彼等の小規模な羊、山羊、そして牛の群れの世話をする事によって確立されました。そうであれ、私達が創世記の書の中に見つける、この当時の彼等の生活の逸話は、年が過ぎる度に薄れては行きますが、エジプトの王家との遠い繋がり(血縁)の記憶は、サラの一家の中に、まだ生き残っていた事を示唆します。

彼女の、トトメス3世(デーヴィッド)との重婚的な婚姻に生まれた息子、アイザック(イサク)が成人した時(i/e.13歳)、彼はレベッカを妻にめとった(創世記25)と言われます。彼女の先輩、サラと同様に、レベッカは不毛であったと描写されますが、これは、当時、早期の婚姻は普通の習慣だったので、その少女が花嫁としてめとられた時に、まだ、子供を産める年齢に成っていなかった事を伝える、聖書的で大袈裟な言い方だったのかも知れません。

最終的にレベッカは、双子の息子達に生を与えます。最初に生まれた子は、エサウと名付けられ、二番目の子はヤコブ(ジェイコブ/Y'qwb 、ヘブライ語で「続く/従う者」)と名付けられました。彼等の早期の人生において最も興味深いのは、エサウによる彼の生まれ持った権利の売却です。長男、または最年長の息子の特別な祝福は、聖書の多くの逸話の中に私達が見つけるテーマですが、生まれ持った権利が記述されるのは、この場合が唯一です。これは実際に何をその所有者の権利としたのでしょう?唯一の論理的な説明は、不動産、または称号の受け継ぎでしょう。私達は、タルムードの中の説明から、ヤコブは、彼の父、アイザックの死後、アイザックの所有物の何れも受け取らなかった事を知っています:

「アイザックが死去した時、ヤコブとエサウは共に、彼等の父の死に涙しました。彼等は彼の遺体を、ヘブロンにあるマクペラの洞窟に運び、そしてカナーンの王達の全ては、アイザックの葬式の行列に続きました・・・アイザックは、彼の牛と、彼の所有物を、遺言で彼の2人の息子達に残しました。その後、エサウはヤコブに、こう言いました、「見よ、私達の父が、私達に残したこれは、2つの部分へと分けられなければならず、その後私は、私の分け前を選びましょう。」ヤコブは、エサウと彼の息子達の面前で、彼の父の所有物の全てを2つに分配し、そして彼の兄にこう言いました:「貴方は、貴方の目の前にあるこれ等の分配の両方を受け継いでください。見よ、天地の神は、私達の先祖、アブラハムとアイザックにこう言いました、「汝の種(子孫)に、私はこの地を永遠の所有物として与えよう。」今、私達の父が残した全てが、貴方の目の前にあります;もし貴方が、約束された所有物、カナーンの土地を望むなら、それを選び、そしてその他の富は私のものに成るでしょう;または、もし貴方がこれ等の2つの分配が、貴方の眼を喜ばせ、それらを望むなら、カナーンの土地は私のための分け前と成り、私のものと成るでしょう。」・・・エサウは・・・個人的な財産を選び、彼はヤコブに、彼の分け前として、エジプトの川(ナイル)から、大いなる河、ユーフラテス川まで* のカナーンの地を、彼の取り分として与えました。」

唯一の明らかな説明は、故に、彼等の祖父、トトメス3世の正体から流れる、生まれ持った権利である、王子的な称号を、双子の兄、エサウから、ヤコブに渡されたと言う事です。

その様な生まれ持った権利の売却、または受け渡しは、プリモジェンティチャー(長男として生まれる事)が、遺産相続の唯一の必要条件として見られない社会においてのみ可能です。イラク北東の太古の街、ヌジにおいて、1920年代に発見された粘土板は、聖書的な時代において、その他の必要条件が使用された事を鮮明にします。その一つにおいて、ある男性は、彼の生まれ持った権利を、彼の兄弟の3匹の羊と、取引しました。

王子エサウは、彼の生まれ持った権利を、「レンティル豆のポタージュ」として受け入れたと言われます(ヘブライ語の元祖は、nazid adash で、文字通り「レンティル豆のスープ」です)。これは、彼が、彼の生まれ持った権利を、あまり高く評価していなかった事の示唆と解釈するのが最善でしょう。テントに住み、彼等の家畜と共に単純で遊牧的な生活をおくっていた彼、またはヤコブにとって、何時の日か、彼等の子孫達が、ナイルからユーフラテスまで広がる王国を支配すると言う約束を信じる事は難しかったのでしょう。ですが、その2人の内、ヤコブは、未来における何時かに、その様な約束が満たされると言う事に、より信仰的であった事を、旧約聖書は示唆します。私達は、創世記の書(15:18)において、その双子の兄弟がとても異なった特徴を持っていた事を伝えられます。エサウは、「有能な狩人で、野外の人で」:対照的に、ヤコブは、彼に生まれる息子、ジョセフと同様に、夢見がちで、「物静かな人で、テントの中で過ごす事を好みました。」

アイザックの遺産を分配する時が来ると、牛と彼等の父の所有物の残り全ては、エサウによって受け継がれ、その間、ヤコブはその王国を選んだと、タルムードにも確認されます。アイザックの所有物が同等の2つの部分に分配された後に、ヤコブはエサウにこう言ったとされます:「見よ、天地の神は、私達の先祖、アブラハムとアイザックにこう述べられました:「汝の種に、私はこの土地を永遠の所有物として与えましょう。」今、私達の父が残した全てが貴方の目の前にあります;もし貴方が、約束された所有物、その土地をのぞむなら・・・それを選んでください;または・・・その土地は・・・私の分け前に成り、私のものと成るでしょう。」助言を求めた後、エサウは彼の父の所有物を選び、そしてヤコブに、「エジプトの川から大いなる川、ユーフラテスまでの」約束された土地を残しました・・・

その後、エサウは、彼の判断について考え直した様で、彼の父の祝福についての口論の後、ヤコブを殺すと脅し、ヤコブは、彼の母の助言に従い、ハラン(の街)の彼女の兄弟の家に逃れました。其処で彼は、彼の2人の従姉妹の年下の方、レイチェルと恋に落ちますが、彼の叔父は、彼がレイチェルと婚姻する事が許される前に、彼女の年上の姉、リアと婚姻させられます。レイチェルもまた不毛であったとされますが、続く年歳の間にヤコブは11人の子供を授かったと言われ - リアが6人の息子達と一人の娘を産み、レイチェルの従女、ビルハーが2人の息子達を産み、そしてリアの従女、ゼルパによって、更に2人の息子達が産まれたとされます。最後に、彼の初恋であるレイチェルが、彼に11人目の息子を産みました。彼等は、その子を、ジョセフ(ヨセフ)と名付けました。

* H. Polano 、タルムード、83-84からの選出。

(注:11人の息子達+乙女=ゾディアック。)

その直後に、ヤコブは彼の故郷、カナーンに戻る事を決意します。彼の名前が、ヤコブからイスラエル(イシス+ラー+エル)に変える事に結果した、主との出会いを彼が経験したのは、この旅においてだと言われます。この出来事の重要性はイスラエルと言う名前にあります。ヘブライ語の言葉エルは、エロヒム(神)の短縮形で、 Ysra (イスラ/ sar )は、王子、または統治者を示唆します。

重要な点は、ヤコブが異なった女性達によって、何人もの息子達を授かった事で;最終的に彼は、彼の初恋の人、レイチェルによって、彼の息子、ジョセフを授かり;そして、彼のカナーンへの帰郷の逸話において、聖書的な書生達は再び、神とイスラエライツの間の特別な関係を強調します。

ジョセフの早期の人生のこの説明の、彼の誕生の時から、エジプトにおける二番目に権力のある、名前が知られていないファラオによる、大臣としての彼の任命まで、ジョセフの文字通りの逸話を知る術はありません。聖書的な説明(創世記37:3)は、ヤコブが、彼の息子達の中でジョセフを最も寵愛し、そして彼に自身の著名な多くの色のコート* を与えた事を鮮明にします。ジョセフの腹違いの兄弟達はこのひいきのために彼を嫌い、彼(ジョセフ)がある日、彼の見た夢を明かした時に、更に嫌いました。「私達が畑でとうもろこしの束を結んでいる時に、突然、私の束が真っ直ぐに立って、貴方方の束は、私の束の周りに集まって頭を下げました、」と彼は彼等(兄弟達)に告げました。

「お前は、何時の日か私達の上で、統治すると考えているのか?」と、怒った兄弟達は尋ねました。

するとジョセフは、2度目の夢を見て、それは彼の父と同等に、彼の兄弟達に関連していました:「私は再び夢を見て、今度は、太陽、月、そして11の惑星が、私に頭を下げていました。」この逸話は彼の兄弟達の嫉妬に油を注ぐ役割を果たし、そしてヤコブは、「お前のこの夢とは何だ?お前の母と、私と、そしてお前の兄弟達が、お前の前で地へと、頭を下げなければならないのか?」と、彼を非難したとされます。ですが彼はジョセフの言葉を忘れませんでした。

ある日、彼の兄弟達が羊を放牧していた時、ジョセフの父は彼にこう言いました:「羊達と彼等が大丈夫か見て来て、私に報告しなさい。」ジョセフが遠くから、彼等に接近しているのを見た時、彼の兄弟達はお互いにこう言いました:「夢見人がやって来たぞ。あいつを殺して、これ等の穴にあいつを投げ入れ、そして野生の動物があいつを食い殺したと言いましょう。そうすれば、私達はあいつの夢が実現するかどうか解るでしょう。」

その兄弟達の長男、リューベンはこう言って反対しました。「あいつの命は奪わず、血を流さない様にしよう、」と彼は言いました。

ジョセフが終に、その場面に現れた時、彼の敵対的な兄弟達は、彼のコートをはがし、彼を穴に落とし、昼飯を食べながら、次にどうしようと考えました。その問題は、貿易の目的で彼等のラクダに香辛料、香油、そして没薬を積み、エジプトに向かっていた、イシュマエル族の一行を見た時に解決しました。その兄弟達の四男、ジュダは、彼等にこう言いました:「もし私達が、私達の兄弟を殺し、あいつの死を隠せば、私達に何の得があるでしょう?私達は、あいつに手を付けず、イシュマエル族達にあいつを売ってしまった方が良くないですか?結局の処、あいつも私達の兄弟ですから。」

* 此処で再び、私達はヘブライ語の、間違った英訳を有します。ヘブライ語においてそれは、ktener phessun と読まれ、それは「多くの色のコート」を意味せず、文字通り、「装飾のローブ(またはチューニック/古代ギリシャとローマの、膝まであるシャツ)」を意味します。最も新しい英訳(ジョン R. コーレンバーガー、NIV 中間-直線ヘブライ-英語旧約聖書、[ミシガン州:ゾンダーヴァン出版社、1987年])は、「豊富に装飾されたローブ」と訳します。

彼等は、当時、17歳だったと言われるジョセフを20シェケルで売渡し、彼等の犯罪を隠蔽するために山羊を殺し、ジョセフの華やかに装飾されたコートをその動物の血で汚し、そしてその染みの着いた布を、こう言ったヤコブへともたらしました:「これは私の息子のローブである。何らかの野生の動物が、彼を食い殺したに違いない。ジョセフは全くバラバラにされてしまったのであろう。」

エジプトに到着すると、イシュマエル族の商人達は、ジョセフを、ファラオの警備の隊長、ポティファルに売り、彼(ポティファル)は、彼(ジョセフ)を、忠実な従者だと認識し、彼の所有物の全てを、彼に任せました。しかしながら、ジョセフは有能だっただけでは無く、ハンサムだったので、少し経つと、ポティファルの妻が、彼を誘惑しようと試みました。ジョセフは、彼女の誘惑を拒みました。「我があるじの事を考えて下さい、」と彼は彼女に伝えました。「私が管理しているので、彼は屋敷の事について、彼自身に関心を持たせません;彼が所有する全てを、彼は私に一任しています。私のあるじは、彼の妻である貴女を除いて、全てを私に任せています。ですから何故、私がその様な邪悪な事を行い、神に対して罪を犯せるでしょう?」

ポティファルの妻は、そう簡単に諦めるつもりはありませんでした。彼女はジョセフを誘惑し続け、そしてある日、彼等が屋敷で唯一残された時に、彼の服をつかみ、再びこう言いました:「こっちに来て、私と横たわりなさい。」ジョセフは拒否し - そしてその屋敷から逃げ出し、彼女を、彼の服を掴んだまま残しました。ポティファルの妻は、その他の従者達に、ジョセフが彼女を襲い、そして彼女が叫んだ時に、逃げ出したと言いふらしました。これは、彼女の夫が帰って来た時に、彼女が繰り返し伝えた話しでした:「貴方がもたらした、あのヘブライ人の奴隷は、私を襲い、私を汚し、私が叫ぶや否や、彼の服を私の手に残し、屋敷から逃亡しました。」

これ等の出来事の、彼女の説明を信じたポティファルは、当然、激怒し、直ぐにジョセフを逮捕し、王の囚人が囚われている監獄にぶち込みました。ジョセフはとても模範的な囚人だったので、彼は直ぐに世話係と成り、彼がポティファルの屋敷を運営していたのと同様な効率性で、監獄の世話を運営する様に成りました。故に、王を怒らせた後に、同じ監獄に収容されていた、ファラオの毒見の主任と、パン係りの主任に、彼が出会ったのは其処においてでした。

彼等の両方が奇妙な夢を見た時、彼等はジョセフに、それらの意味を解釈する事を尋ねました。ジョセフは - 正確に - その毒見は解放され、元の彼の役職に戻りますが、そのパン係りは絞首刑にされるであろうと、預言しました。その2年程後に、創世記の書(41:1)によると、ファラオ自身が、エジプトの賢者達でも魔術師達でも、解釈出来無かった2つの夢を見ました。ジョセフがその毒見とパン係りの夢を解釈し、そしてその後の出来事が、彼の予言通りだった事をその毒見がファラオに説明したのはそのすぐ後でした。ファラオは直ぐにジョセフを呼び寄せ:「お前は、夢を理解し、解釈出来ると、私は聞かされた。」ジョセフは、毒見とパン係りの場合に彼がした様に、こう答えました:「私はそう出来ませんが、神の意志が、ファラオに彼の望む答えを与えるでしょう。」

「私の夢の中で、私がナイル川の土手に立っていた時に、川の中から、太った毛艶の良い牝牛達が出て来て、そして葦の中で草を食べだした、」とファラオは続けました。「それらの後に、更に7匹の牝牛が現れたが - 骨ばっていて、とても痩せ衰えていた。それらの痩せ衰えた、骨ばった牝牛達は、7頭の肥えた牝牛達を食べてしまった。しかし、それらが肥えた牝牛達を食べた後でも、それらが以前と同様にやせ細っていたので、それらが(牝牛達を)食べてしまったとは、誰も気づかなかった。私の夢の中で私はまた、一つの茎から実る、大きく良質な7つのとうもろこしを見た。その後、私は、東風によって、枯れさせられた、細くしおれた7つのとうもろこしの実を見た。その細い実は、7つの良質な実を飲み込んでしまった。私は魔術師達にこれを尋ねたが、私に説明出来る者は、誰もいなかった。」

「ファラオの夢は、一つで同じです、」とジョセフはその王に伝えました。「神は、ファラオに、彼(神)が何を行うかについて伝えました。7頭の肥えた牝牛達は7年の歳で、そして7つの良質なとうもろこしは7年の歳です。7頭の痩せこけた牝牛達は7年の歳で、そして東風によって価値を無くされた、やせたとうもろこしも同様です。エジプトの地全体を通した7年の豊穣が訪れますが、7年の飢餓がそれらに続くでしょう・・・」ジョセフは、「鋭く、賢明な者」が、この緊急事態に対処するために任命されるべきであると助言します。ファラオは、ジョセフよりも、鋭く、賢明な者はいないと返答しました:「お前が、私の王家の責任者と成り、そして私の人々(国民)の全ては、お前の命令に従おう。王座に関してのみ、私はお前よりも偉大であろう。」

創世記の書は、どの様にして、ファラオが、彼自身の手から認印の指輪を外し、ジョセフの指につけ;彼の首の周りに黄金の鎖をつけ、そして彼(ファラオ)の右腕として彼(ジョセフ)が二輪馬車の上に乗る手配をして、そして人々は彼(ジョセフ)の前で、「膝を曲げろ(膝ま付け)」と叫ぶ様に、命令された事を描写します(41:42-45)。その王はまた、彼にエジプト人の名前、ザフ・ナト・パ・ア・ネアを与えると同時に、エジプト人で、太陽神ラーの低エジプトにおける中心地である、オン(ヘリオポリス/太陽の街)の神官、ポティフェラーの娘、アセナトを妻として与えました。

ジョセフが、ファラオへの奉仕に就いた時、彼は30歳位だったと考えられます。彼の婚姻からは、マナセ(エジプト語でアネン)とエフライム(アイ)の2人の息子達が生まれました。カナーン(パレスチナ)を含んで、彼が預言した飢餓の時代、多くの国々が影響され、其処でヤコブ(イスラエル)は、彼の息子達にこう言いました:「私はエジプトにはとうもろこしがあると聞いた;お前達は其処に行き、私達が死なず、そして生きるために;其処から私達のために(とうもろこしを)買って来なさい」(42:1,2)。彼等が到着すると、ジョセフは彼の兄弟達を認識しましたが、彼自身の正体は伏せておきました。その後、飢餓が猛威を震い続けると、その兄弟達は、エジプトへ2度目の訪問を行いました。この機会に、ジョセフは、彼の正体を明かしました。彼は、その機会をとても感動的に思い、彼は、「声を出して泣き、そしてエジプト人達とファラオの王室がそれを聞きました」(45:2)。これは、創世記の書における「ファラオの王室」に対する言及の2つの内の1つですが、後の聖書の編集者達によって間違って解釈されたのは、何故なら彼等が、エジプトにおける習慣に親しみが無かったためです。当時は、現在と同様に、「ハウス(王室)」と言う言葉は、住処* を示唆すると同時に、「」と同義でした。

創世記の書におけるこの文章は故に、その女王が、ジョセフの兄弟達の到来を伝えられ、そしてジョセフの代わりに彼女の夫と相談した後に、彼(ジョセフ)は彼等(兄弟達)に、こう許しの言葉を述べられたと解釈:されるべきです:

「私は、貴方がエジプトへと売り放った兄弟です。今、故に、貴方はその様に、私を売った事を、悲しみも怒りもしないで下さい:神が生命を救うために私を貴方の前に送ったためで・・・そして彼が、私をファラオの(義理の)父にし、そして彼の王家(妻)の全ての主(あるじ)にし、そしてエジプトの地の全てを通した統治者(大臣)にしたためです。貴方は急いで私の父の下に行き、彼の息子、ジョセフがこう言ったと伝えて下さい:神は、私をエジプト全土の主にしました:直ぐに私を訪ねて下さい:そして貴方はゴシェンの土地に移住し、そして貴方は私の近くに住み、貴方と、貴方の子供達と、貴方の子供達の子供達、そして貴方の家畜と群れ、そして貴方が所有する全ては、私の近くに住むでしょう。そして其処で、私は貴方の面倒を見るでしょう・・・」
創世記45:4-5,8-11

この招待への対応において、エジプトへとヤコブに随行した人達は、「20の3倍と10人」(46:27)と数えられると表現されています。彼等には、既に其処にいた、ジョセフと彼の2人の息子達、アネンとアイも含まれていました。創世記の書の中のリストは、ヤコブに随行した実際の66人の移住者達の名前を供給しますが:70人目の名前が欠けているのは、何故なら、後の聖書的な編集者が、イスラエライツとエジプト人達(i.e. 王家)との、あらゆる血縁関係を、隠そうと試みたためです。

ジョセフは彼の家族を、(エジプトのナイルの)三角州の東部の極地、ゴシェンに住まわせましたが - 彼等がエジプト本土に入る事が許されなかったのは、その2世紀前の、1世紀に渡るヒクソス族による支配以来、アジア(中東)的な羊飼い(遊牧民)は、エジプト人達にとって呪い/嫌われ者であったためですが - (ジョセフは)彼の父と、彼の兄弟の5人をファラオに紹介し、(ファラオは)こう言いました:「もしお前が、彼等の中に有能な者を知っているなら、彼等を私の牛達の面倒見の責任者にしなさい。」

彼の死が近づいていると感じたヤコブは、ジョセフを呼び:「私をエジプトには埋葬せず、私をエジプトの外に運び、私の先祖達が埋められている処に、私を埋葬しなさい」と言った時、イスラエライト族は、トトメス3世のひ孫である、アメンホテップ3世(紀元前1405-1367年)の統治の初期の間、17年間、ゴシェンに住んでいました。「私は貴方が求める様にしましょう、」とジョセフは約束しました。ヤコブが死に、彼が、彼の先祖達の中で埋葬される約束を果たす時が来ると、とりなしが求められたのは再び、その女王でした。その関連している文章は、私達が扱って入るのは建物(ハウス)では無く人物(妻)である事をはっきりとさせます:「ジョセフはファラオのハウス(妻)に語り、こう言いました:もし今、貴女の眼に私が気品を見つけられるなら、ファラオの耳に語る事を、私は貴方に願います」(50:4)ジョセフは、彼の望みを許され、ヤコブが埋葬される洞窟へと、「大規模な」エジプト人とイスラエライツ達の行列が、カナーン(パレスチナ)へと向かいました。

創世記の書の締めくくりの文章は、ジョセフ自身の死と共に幕を閉じます。カナーンにおける彼の父の埋葬から、どれだけの時間が過ぎたのかを私達が知る術はありません。しかしながら、ジョセフは死ぬ前に、イスラエライト族にこう言い残しました:「神は必ず貴方に訪れ、そして貴方をこの地から、彼がアブラハム、アイザック、そしてヤコブに約束した地へともたらすでしょう。そしてジョセフは、イスラエル(ヤコブ)の子供達に誓い、こう言いました、神は必ず貴方の訪れ、そして貴方は私の遺骨をそれ故に運ぶでしょう。そうしてジョセフは亡くなり・・・そして彼等は、彼を布に包み(i.e. ミイラにする処理をし)、そして彼はエジプトにおいて棺桶に入れられました」(50:24-26)。

このジョセフの人生の説明は明らかに、幾つもの聖書的な着色を含んでいます。しかしながら、ファラオの夢を正確に解釈したと言われた彼の人生の詳細は、エジプトの歴史の中で唯一、アメンホテップ3世の大臣、ユヤによってのみ、一致されます。

* 他人の妻について、直接語る事、または彼女の名前を語る事は、礼儀正しいとは考えられず、そして、もし彼女に子供がいなくても、その妻は、彼女の夫の「ハウス/家」と言及されました。紀元前16世紀において、(ナイルの)三角州東部の征服者達であるヒクソス族の最終的な打倒に繋がった、合戦において戦った、海軍の士官、アバナの息子、アモゼの墓の中の記述は、この風習をはっきりとさせます。これらの合戦における彼の役割のアモゼの説明は、以下の文章を含みます:「さて、私が家/ハウスを確立した時」 - つまり、婚姻した時 - 「私は勇敢だったので、北方の船へと連れられました。」

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