• 2017_07
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >>
  • 2017_09

♈♉♊♋♌♍♎♏♐♑♒♓

ゴベクリ・テぺの秘密:宇宙的なイクイノックスと神聖な婚姻 - パート2(太古の起源)

The Secret of Gobekli Tepe: Cosmic Equinox and Sacred Marriage - Part II
ゴベクリ・テぺの秘密:宇宙的なイクイノックスと神聖な婚姻 - パート2(太古の起源)
http://www.ancient-origins.net/opinion/secret-gobekli-tepe-cosmic-equinox-and-sacred-marriage-part-ii-002862


私達の時代の最も重要な考古学的な遺跡の一つである、新石器時代の寺院、ゴベクリ・テぺの印象深い直立の柱の表面には、太陽と月の図像が見つけられます。ゲスト・ライターの Özgür Etli は、太古の建設者達が、その寺院を使用した人々に、どの様なメッセージを授けようと試みていたのか、そして彼等はまた、人類の全てに何を伝えようとしていたのかを検証します。

太陽-月のモチーフの上に位置する「 H 」型のサインは、男性と女性が一緒に成った様、または春における神-女神の婚姻を象徴すると推測する事が出来ます。考古学者、クラウス・シュミットは、このモチーフが男性と女性を象徴していると信じます。その柱の立ち位置は、以前に述べられた様に、「誕生」、または「再誕生(復活)」を象徴しています。

1center pillars at Gobeklitepe
ゴベクリ・テぺの中央の柱は、「 H 」と太陽-月のサインを描写します。

さて、私達は太古の歴史における、この種の神聖な神-女神の婚姻を知っているでしょうか?どの文化、または文明の中で、私達はその様な一緒に成った神-女神を見るでしょう?最初に思い浮かぶのは、勿論、シュメール文明におけるイナンナとドゥムジの神聖な婚姻です。

2inanna dumuzi

イナンナは、豊穣と愛のシュメールの女神で、空と地において優越的でした。彼女は、人間と自然の両方に再生と再産出の力を与えました。詞人達は彼女についての数々の話しを残しました。それらの最も有名なものは、間違い無く、女神イナンナと、タムズ(テムズ/トマス)とも呼ばれる羊飼い、ドゥムジの神聖な婚姻の話しです。

シュメールにおいて、食料と生き残りは、土の生産性に頼っていました。シュメール人達によると、それらは活気/男らしさによって供給されると言われました。シュメール人達はこの力を「心の水」と名付けました。ゴベクリ・テぺのコミュニティーにとって、産物の収穫と土の肥沃さは極度に重要でした。その時代において人のコミュニティーは、農業的な生活を始めたばかりか、始める寸前でした。

ドゥムジ、またはタムズの、彼の妻との性交は、大地に肥沃さをもたらすと信じられました。この性交の終わりにおいて、全ての植物が芽吹き、動物達は交尾し、そして子供達を産出し、そしてその様にして肥沃さが明らかに成りました。故に、この出来事は、新年の始まり(春分)として受け入れられました。

3fertility gods and goddesses
古代エジプトとシュメールの豊穣の神々と女神達は、新石器時代のゴベクリ・テぺにおいて始めに現れたのでしょうか?

エジプトと外国の神々を描写する石碑:豊穣の神、ミン(エジプト)、豊穣の女神、ケテシュ(シリア)、そして守護的な神、レシェフ(エジプト)


シュメール人達は、この神聖な性交を、彼等の神聖な寺院の地位の高い女性を、国の王に与える事によって、王族的な儀式、そして国家的な催しとして再現しました。年始め(春分)に、彼等はその機会を囲むお祭りを準備しました。これらの行事において、高い地位の女性が女神を演じ、そして王が神として立ち合いました。

シュメール学者、Muazzez İlmiye Çığ によると、この祭事は、現代のトルコにおいて春分に行われる hidrellez(春の祝い)のお祭りの起源です。ドゥムジの名前は7月に与えられ、トルコ語でテムズです。イナンナとドゥムジは、シュメールの芸術にも象徴化され:彼等がお互いを抱擁し合い、横たわるのが描写されました。

4worship of Cybele statue
西暦1505年の、アンドレア・マンテグナによる石像は、西暦204年におけるローマ人達による、シビルの信仰の紹介を描写しています。

アナトリア(トルコ近辺)において、豊穣の信仰は、シビルのものとして知られています。シビルは神の母として知られていました。彼女はまた、月の女神としても信じられていました。豊穣はシビルの喜びと共に大地に来ると信じられ、そして彼女は婚姻のための夫が必要で - これは神、アティスでした。アティスは秋に成ると死ぬと考えられ、そしてドゥムジの様に、春に再び復活すると考えられました。

産物の収穫と土の肥沃さは、女神シビルの幸せに起因すると考えられました。シビルは春に生命を与えると信じられました。彼女の正に肥沃さが、土に豊かに産出する事を許したのです。この理由のために、時々シビルには、何らかの生贄/供え物が与えられました。男達は、自己犠牲を行う事によって、土の肥沃さを確かなものにしました。Halikarnas Balıkçısı によると、この女神崇拝はとても古い風習で、先史時代の遥か向こうから届きます。母なる女神のこれらの信仰は、アナトリアと肥沃な三日月(中東北部)において、とても広く広まっていたと、彼は信じました。

5The goddess Cybele
女神シビル

考古学的な調査において、アナトリアの様々な時代から、2つ頭の人形が幾つも発見されました。これらの人形は双子の女神達と呼ばれています。学者で科学者の Cevat Şakir, (Halikarnas Balıkçısı)によると、これ等の人形は女神と彼女の夫を象徴しています。

母なる大地は、文明の始まりの時代から崇敬されていたようです。土の肥沃さは、生活の安定性のために欠かせない重要性でした。その件に関して、死、誕生、そして復活の概念は、私達、人間の文明の起源の期間において、最も重要であったはずです。故に、シュメールの神聖な婚姻の儀式は、私達、人間の文明のスタート地点であった、ゴベクリ・テぺにおいてもまた、行われたであろうと、私達は考える事が出来ます。

クラウス・シュミットの見解によると、ゴベクリ・テぺ文化は、シュメールとエジプトの文明に影響を与えたかも知れません。その場合において、時計を巻き戻す事によって、ゴベクリ・テぺの新石器時代的な文化にも、確立された文化的でシュメール的な要素を発見するはずです。

寺院 D の中央の柱の上に描写された太陽-月のシンボル、または太陽と月の神聖な出会いが、春分の時と春の始まりを表していると、私達は推理出来るでしょうか?様々な発見と証拠と共に、私達はそう出来ます。

この Kün-ay (太陽-月)のサインは、春における土の再誕生と、自然(太陽の光)の復活を象徴するかも知れません。シュメールにおいて再誕生が、イナンナとドゥムジの神聖な婚姻と共に象徴化されたので、すると、恐らく、その柱の上の太陽-月の真上の、男性と女性の彫刻は、一緒に成った男-女、または神-女神を象徴するのかも知れません。つまり、それはイナンナとドゥムジを表すかも知れないと言う事です。寺院 D の円形の形状もまた、生命-死-復活のサイクルを表しているのかも知れません。

寺院 D の中央において、以前に記述された様に、私達は2本の柱を見つけます。その柱の立ち位置が、イナンナのものと同じなので、これ等の柱は誕生を象徴していると見る事が出来ます。オンファロス(へそ)の上の両手が、両方に見受けられます。それらの2つがあると言う事実は、シビル信仰の起源をヒントします。この柱の対は、人類の歴史における、神々と女神達の最初の例であるはずです。恐らく、これ等の2つの柱は、双子の女神達を象徴するのかも知れません。これに加えて、シュミットが記述する様に、太陽-月のサインが無い2番目の中央の柱には、牛の頭部が含まれます。牡牛、または牡牛座の象徴は、文明の始まりから、肥沃さと生産性のシンボルとして見られてきました。私の意見においてこのサインは、母なる大地の子宮で、再び肥沃さと生産性を意味します。

6Garlanded bucrania
牛頭。サモスレイスの寺院複合体からの小壁の、花輪された牛頭(牡牛のシンボル)

7Pillar 2 from Enclosure A
牡牛、狐、そして鶴と信じられる、低い浮彫りを有する、囲い A (第3層)の2番目の柱。

この証拠の全てが融合された時、それを単なる偶然と呼ぶのは難しいです。アナトリアとメソポタミアの文明の、豊穣の信仰の起源は、ゴベクリ・テぺにおいて、最初に見られる事が出来る様です。

イナンナとドゥムジを表す男性-女性のサインを考えると、太陽-月のサインは、自然の再誕生である、春の始まりを表し、そして柱の上の手の位置は、誕生と復活を表し、宇宙的なイクイノックスと神聖な婚姻の儀式は、ゴベクリ・テぺにおける儀式を通して最初に祝われた事が鮮明に明かされます。

多分、私達はゴベクリ・テぺのパズルを解き、そして古代人達(ご先祖様)が私達に知ってもらいたかった事を、学んだのかも知れません。
  1. Category: None
  2. / trackback:0
  3. / Comments:0
  4. [ edit ]


Only the blog author may view the comment.

Profile

Songcatcher

Author:Songcatcher
現在地:ルネッサンス2.0









鼓動と呼吸:緊縮と拡張・・・

songcatcher@mail.com

Latest trackbacks

Search form

QR code

QR

« 2017 08 »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -