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賢者の石: 第七章

第七章:
時間はスカラーでは無い
ニコライ・コザレフの原因的なメカニクス


「すると、私達の物質は、その白と赤のための私達の根源なので、私達の入れ物は必然的に、その中の物質が、天界的な体(天体)によって統治される様にしなければなりません。目に見えない天界的な影響力と、星々の印象が、その研究のための、正に最初の段階の必然性であるためです・・・」
- フィリップス・テオフラスタス・アレオルス・ボンバスタス・ヴォン・ホッヘンヘイム、別名、パラセルスス
²⁷³

疑う余地など全く無く、ニコライ・コザレフ博士は、二十世紀の理論的で、実験的な物理学の、讃えられていない巨人達の内の一人です。彼の中に融合されたのは、深遠な熟考者と、慎重な観測者と実験者の、貴重なアインシュタイン的なミックスでした。インターネットの発達と共にでさえ、この知性的な巨人の研究は、西洋において殆ど知られていないままで、そして更に、ある意味、彼の母国、ロシアにおいてでさえ、知られていません。

彼の比較的な無名度のための理由はとても単純です。コザレフの研究を最初に近代の西洋の読者にもたらした研究者、デーヴィッド・ウィルコックが明言する様に、「彼と、そして彼に続いた者達全ての研究の凄まじい示唆は、殆ど、全く、以前のソヴィエト連邦によって隠蔽されました・・・」²⁷⁴ 言葉を変えると、コザレフの研究は、理論的な物理学の土台の発展のためだけでなく、その効能的な応用の危険性のためにもまた、その示唆において凄すぎて、そして異例的で、ソヴィエトの執行部が、賢明にも、その最も高いレベルにおいて機密化しました。実際に、頻繁に「スカラー」物理学と呼ばれる物理学の分野への、ソヴィエトの研究の理論の実験的な土台を敷き、概要したのは、正にコザレフでしたが、それは同等に、恐らく、更なる正当性と共に、「トーション(ねじれ力)」の物理学と呼ばれるものでした。ですが、彼の研究の膨大な可能性と示唆を人が理解出来る前に、人はまず、その人(コザレフ)と、彼の異例的な人生への洞察を得なければなりません。

A. ニコライ・コザレフ博士の端的な履歴

ニコライ A. コザレフ博士は、1908年から1983年まで生き²⁷⁵:アインシュタイン、プランク、ヘイゼンバーグ、ショローディンガー、ジョーダン、Dirac 等々とそのリストは延々と続きますが、幾人もの有名な科学者達と同時代に彼を位置させる時間の枠組みです。そして勿論彼は、更にもう一人の評価されていない物理学の天才で、そして同名の、ニコラ・テスラと同年代でした。ですが、デーヴィッド・ウィルコックが観測する様に、その2人の人達の間には、もっと深い関連がありました。

テスラは、1891年において、物理的な媒質(エーテル)は「固体に対して流体として振舞い、そして光と熱に対して固体として振舞う」と明言したと、ウィルコックは記述します。更に加えて「十分に高いヴォルテージとフリクエンシー」と共に、その媒質自体を利用する事が可能です。これは、ウィルコックが正しく記述する様に、「フリー・エネルギーと反-重力の科学技術が可能である」と言うテスラの「ヒント」でした。²⁷⁶ テスラの研究を、コザレフの研究と考えに直接結びつけたのは、その媒質(エーテル)が流体の様な性質を持つと言う、テスラの主張でした。²⁷⁷

彼の最初の科学的な論文を「17歳の若き日」に公表し²⁷⁸、コザレフは、物理学と数学の学位と共に、20歳にしてレニングラード大学から卒業し、そして「28歳までに、著名な天文学者として広く知られ、幾つもの大学において講義しました。」²⁷⁹ 1936年に、しかしながら、コザレフ博士は当時の「パージ(粛清)」の気違い沙汰の間にスターリンの圧政的な政府の敵とみなされ、そして彼は1937年に、1946年において彼が解放されるまで、ソヴィエトのグーラグ(刑務所/収容所)における11年の長きに渡る年月を始めました。²⁸⁰

ニコライ A. コザレフ博士
1 kozyrev-yang

彼の釈放に続いた彼の後の思考と実験を導いた現象に、コザレフが気付き、そしてそれについて深く考えたのは、そのグーラグにおける厳しい懲役のこの期間の間でした。これは、生命体のとても多くの異なった形状が、左右非対照的な性質と、螺旋的な成長のパターン(i.e. 黄金比率)を体現すると言う事実でした。²⁸¹ これにおいてコザレフのアプローチは、同じ螺旋的な成長のパターンに気付き、そして、コザレフの様に、このパターンの根底にある物理学を深く考え、調査し、そしてとても類似した結論に至った、オーストリア人の博物学者、ヴィクター・ショウバーガーと類似していました。²⁸² 訓練された物理学者でも、数学者でも無く、博物学者で森林官だったショウバーガーとは異なり、コザレフは正式に、そして学術的に、それらの学術において訓練されていました。故にコザレフは、ショウバーガーと同様に、理論的な物理学の最も重要視された教義の多くを引っ繰り返すために、彼の観測を探求しましたが、ショウバーガーとは異なり、彼は、物理学者達が理解し、そして受け入れる事の出来る、形式的で数学的な正確性と共に彼の哲学的な異論を枠組みしました。

コザレフ博士が、あらゆる光の下で興味深く、そして言うまでも無く物議をかもし出した、33年に及ぶ実験の、最初の一連を始めたのは、1951-52年の冬の間だったと、ウィルコックは記述します。²⁸³ それらが物議をかもし出した理由は、コザレフが、自然と生命自体の螺旋しているパターンを、時間の体現として見解したためで²⁸⁴、そしてこの見解の成り行きとして、時間自体が科学者達や数学者達がそれを呼ぶように、次元の無い「座標」や「スカラー」では無く、時間自体が、物理的な力(作用/四次元の影響力)で、とても繊細なもの(作用)だと言う事でした。

晩年のコザレフ博士
2 nikolai kozyrev

ですが、何が、実際に、この物静かな科学者をその様な異例的な結論へと至らせたのでしょう?

以前にも記述された様に、コザレフは天文学者で、そして実際に彼自身は、「彼の科学的な探求の主要な目的は、星(恒星)のエネルギーの本質を判断する事であると考えました。」²⁸⁵ 実際に、コザレフの1947年の博士号のテーゼは、この正に題材についてで、「恒星的なエネルギーの本質の研究のための土台としての、恒星の内的な構造の理論」と題されていました。²⁸⁶ その様な人物として、コザレフは、1934年において、恒星の遠くの光球(photosphere)の理論を発展させていた、「ロシアの理論的な天文物理学の先駆者達」の一人と考えられました。²⁸⁷この研究はその後、インド人の物理学者、Chandrasekar によって拡張され、そして一般化され、コザレフ-Chandrasekar 理論として知られる様に成りました。²⁸⁸ コザレフはまた、太陽系の惑星について関連した幾つものその他の発見のために貢献しました。ですがコザレフがとても重要なのは、この表向きの、知られている研究のためでは無く;ソヴィエト連邦のために彼が行った機密化された研究のためで、その研究は、更に加えて、彼の公に知られている天文学的な発見と考察によって鼓舞されたものでした。

以前の章の中で、早期の大気中の水素爆弾の実験が、幾つものとても異例的な結果をもたらした事実を私は記述しました。例えば、1952年において、アメリカが - 「マイク」とコード-ネームされた - 最初の水爆を爆破させた時、その計算された破壊力は、6メガトン(i.e. 6,000,000トンの TNT 爆薬の威力)の付近でした。ですがその爆弾は、一度起爆させられると、約10メガトンまで暴走し、少々多大な計算違いでした。更に加えて、私の最初の著書、ギザの死の星の中で、その実験、または起爆の位置の上、そしてそれが行われた地域的で、天界的な幾何学(i.e. それぞれの惑星の位置)と時間に依存して(影響されて)、その様な実験は、破壊力における予想外の増大(または減少)を明かしたと、私は推理しました。²⁸⁹ 言い方を変えると、その起爆の幾何学によって変換されているエネルギーのもう一つの源泉があり、ニュートロン(中性子)の分断面の基準的な計算、核分裂の連鎖反応の統計学的な分析、核融合反応の熱と圧力のグラジエント(勾配)等々によって説明される事の出来ない、多大な量のエネルギーを、その爆発へとゲートしていました。何かその他の事が起こっていて、そしてこの「何かその他の事」が、当時の2つの超大国(米ソ)による継続された核実験のための本当の理由で、そしてそれが原爆(そして水爆)のクラブ(核保有国)への更に最近の追加が、彼等の核実験を続けた本当の理由で;フランスと中国を考えるだけで十分でしょう。彼等はそれらの法則を学ぼうと試みていました。

コザレフ博士の研究はこの問いに対して直接関連していますが、彼は、高度に関連していますが、少々異なったルートを通して、その問題に接近しました。端的に、「恒星の発光性、質量、そして大きさについての観測されたデータ」を彼が比較した時²⁹⁰、観測された発光性と放射線は、恒星が永続的な爆発の状態にある巨大な水素爆弾以外の何ものでもないと言う理論によって、十分に説明される事が出来ず;水素爆弾的な核融合の理論だけでは、恒星の現象のための説明には不十分でした。実際に、コザレフの分析は、「水素爆弾的な融合の行程は、恒星的なエネルギーの主要な源泉としての役割を果たす事が出来ない」と言う結論へと、彼を至らせました。²⁹¹ 言い換えると、基準的で恒星的な行程の核融合-重力の幾何学のモデル - 大部分において、アインシュタインの一般相対性理論と、その他の科学者達によって行われたそれ(一般相対性理論)からの推定において鼓舞された幾何学的なモデルは - 単純に、恒星から注ぎ出されている膨大なエネルギーのための説明が出来ませんでした。全く異なった何らかのメカニズムが働いていました。

何のメカニズムが、この膨大なエネルギーの出力の源泉だと、コザレフ博士は慎重に結論したのでしょう?ロシア人の物理学者、ラヴレンティー Shikhobalov は、コザレフが結論したものの重要性に矛盾する簡潔さと鮮明さと共に、その要点を述べます:「その科学者(コザレフ)は、時間が恒星的なエネルギーの源泉であると論説しました。」²⁹² 言葉を変えると、コザレフは、地域的で天界的な空間の幾何学(i.e. 惑星の配置)が、核融合反応のエネルギーの出力における決定要素でその後者(核融合反応)はその幾何学(惑星の位置)の上に依存して、その幾何学の機能として、時にはより多くの、時にはより少ないエネルギーを、その(核融合)反応へとゲートすると結論しました。コザレフは、端的に - 彼等自身の水素爆弾の実験において、類似した予想外のエネルギーの産出(破壊力)に疑う余地無く出くわしたであろう - ロシア人達が何故、基準的な理論とその破壊力の計算の方法の上で説明する事の出来ない結果である、その様な奇妙な結果を得ていたのかを推測しました。

B. 錬金術的な横道:錬金術的な道具への天界的な幾何学の取入れについてのパラセルスス

コザレフ博士の研究の検証と共に続ける前に、錬金術の主張に対する類似性に対して、再び思考するために立ち止まるのには価値があります。この本を通して見られた様に、錬金術的な文献は、何度も、何度も、賢者の石の正式で、そして成功的な機能と精製に対する月、惑星、そして更に重要な事に、太陽(恒星)の重要性に言及します。

この章を始めに展開した碑文の中で、最も有名で(または、恐らく、悪名高い)錬金術師、パラセルススは、その事をはっきりと定義します:

「すると、私達の物質は、その白と赤のための私達の根源なので、私達の入れ物は必然的に、その中の物質が、天界的な体(天体)によって統治される様にしなければなりません。目に見えない天界的な影響力と、星々の印象が、その研究のための、正に最初の段階の必然性であるためです・・・」²⁹³

しかしながら、この引用において、パラセルススがもう一つの重要な事を言っていて、そして着目が見逃されない様にそれに対して引き寄せられなければならないのは:天界的な幾何学(i.e. 惑星的な配置)がその(賢者の)石の精製に必要なだけでなく、その機器、その科学技術自体が、ある意味、その影響を体現する、またはその中において造られた素材の上で直接働く事を許されなければなりません。これは、私達が見る様に、コザレフ博士の最も驚きの実験的な道具の、最も驚きの破片の一つにおいて証明される、正に原則です。

C. テンサーズ、時間、そしてトーション

私達が次の章の中で目撃する様に、トーション(ねじれ力)は、コザレフ博士の実験の本質的で、実際に中心的な構成要素を形成します。従って、トーションが何であるか、そしてそれが何をするかの、基本的なアイデアを持つ事が必要と成ります。

トーションは、時空間を捻る事によって、それをたたみ、しわくちゃにする、時空間の繊維内の螺旋(旋回している)運動として定義されるでしょう。単純な類推で言うと、空っぽにされたジュースのアルミ缶を、雑巾の様に絞る動作が、トーションの行う事を描写するでしょう。その缶における螺旋は、文字通り、たたまれ、しわくちゃにされ、そしてその缶の長さが縮小されます。これが、本質的に、トーションが、時空間に対して行う事です。この螺旋化され、たたまれ、そしてしわくちゃにされた構造は、トーション・テンサー(テンソルと呼ばれる数学的なものによって描写され、それには2種類あり、比較的に弱い方はアインシュタイン-カータン的なテンサーとして知られ、そして強い方は、リッチー・テンサーとして知られています。私達は此処において、アインシュタイン-カータンのヴァージョンの上に、私達の注目を集中しましょう。

1.様々な見解

トーション・テンサーの2つの異なったヴァージョンの他に、トーションが実際に何を体現し、そしてある意味、その2つ - トーション・テンサーの種類と、それらが体現するのが何かの見解が - 関連しているのかの、少々異なった見解が存在しています。例えば、私達はジュースのアルミ缶を絞る、単純な例によって時空間のたたみ込み、螺旋(ひねり)、そしてしわくちゃを描写しましたが、実際にトーションの最も一般的な使用は、正にそれらの物事を示唆する事です。しかしながら、幾つかの場合において、この見解だけでなく、螺旋(旋回)とたたみ込みの度合、またはが起こります。

ですがコザレフと、そして彼の研究を引き継いだロシアの科学者達にとって、トーションはこの全てと同時に、何か他のものを意味しました。彼等にとって、トーションは、通常の世界の時空間の繊維に対して台頭を与えた - より高い構造的な秩序の - 「準-空間」、または「超越-空間」の一種を体現しました。

2.アインシュタイン-カータン(カルタン)的なトーション・テンサーにおけるトーションの強さ

アインシュタインの一般相対性理論へと、トーションのアイデアを最初に注入したのは、数学者、エリー・カータンでした。研究者、デーヴィッド・ウィルコックが指摘する様に、その数学のカータンのヴァージョンにおける難しさは、「トーションのフィールドが、重力よりも約30倍の規模で弱く、そして重力が既に、電磁的なエネルギーよりも、40倍の規模で弱いと知られていたため」でした。²⁹⁵ この極度に小さな量の力(作用)の結果として、トーションのフィールドは、現実世界において観測可能な現象に対して「何らかの知覚可能な貢献を殆どしない、基本的に無関係な(i.e.人間の五感では殆ど感じられない)余剰書き」でした。²⁹⁶ 更に加えて、アインシュタイン-カータンのヴァージョンにおいて、トーション自体は、単一的なシステムの回転の方向のために唯一説明した静(電)的なフィールドのままでした。²⁹⁷

3.リッチーのトーション・テンサー

ですが、数学において、それを発見したイタリア人の数学者に因んで名づけられた、リッチー・テンサーのもう一つの、より強いヴァージョンがあります。このヴァージョンにおいて、数学的にエレガント(綺麗)な理論の中で、時空間のカーブはより強く、単なる「余剰書き」ではありません。実際に、幾つかの使用において、リッチーのテンサーは単なる静(電)フィールドを意味せず、実際の時間の流れと構造で、殆どあたかも流体的な性質を有し、コザレフ博士の研究の、私達の分析においてとても重要に成る点です。

4.流動的なトーション、渦巻きのメカニクス、そして時間

リッチー・テンサーのアイデアと供に私達が、トーションが流動的で変化している現象であり、単なる静的なフィールドでは無い事実によって出くわすのは、もしトーションの基本的なアイデアが回転(旋回)のシステムに関係しているのなら、するとそれは宇宙が、回転しているシステムの中の回転しているシステムの構成で、変化している時間の流れ(i.e. 四次元)と供に、継続的に変化しているシステムを産出しているのは明らかです。そしてもし、それらの旋回しているシステムに加えて、順を追って恒星の様にその中における核融合の反応からその電磁的な放射を注ぎ出し、エネルギーを産出しているなら、するとその流動的な変化は再びもう一度、時間の「旋回していてたたまれた」フィールドの、一貫的に変化している時間自体の流動的な性質に成ります。

その様な複雑で、相互関連した旋回のシステムは、物理的な宇宙において観測された物体を形成する、とても極度に集中(凝縮)された、時空間の「からまり」として考えられるかも知れません。その様なものとして、全てのシステムは実際に、「時空間のマシーン」で、そしてそれらは時空間を「含む」ので、それらは究極的に、それらによって強制されるのではなく、むしろ、一貫的に相互関係し、そして幾つかの場合においてそれと共に瞬時に相互関連します。

そして、これが意味するのは、物理学が、その時間と空間の数学的なモデルを多大に変化させなければならない事でした。または、コザレフ博士が示唆した様に、「時間はスカラーではありません・・・」でした。

D. 時間の本質についての、ニコライ・コザレフ博士:原因と効果(結果)の物理学的なメカニクス

此処から続く、コザレフ博士の思考と実験の私達の検証において、私達は彼自身の明言と数学的な論証の上に重度に頼ると同時に、彼の研究の完全な示唆が、明らかな理由のために、KGB と GRU (ソ連軍諜報工作機関)の安全保障の高度な機密の厚い壁の背後に固く封印した、ソヴィエト達に十分に理解された事実を証明するために、彼の研究を検証した、特にロシア人達のコメントの上に依存します。

コザレフ博士は、1967年において最初に公表された論文:「時間の性質の実験的な研究の可能性」の中で、彼の物理学の全体と、哲学的なアプローチの原則を概要しました。その題名自体が示唆的で、十分に息を奪う様なものです。ですがその論文の内容は、コザレフ博士の様に全ての学術的な物理学者達がそうであった様に - 相対性理論-以後の環境において訓練された人達のために、特に - 更にもっと驚きのものでした。彼は、彼の哲学と、プログラム(研究)を、はっきりとした定義において公表します:

「現実において、正確な科学は、時間における「期間」の最も単純な性質、または時間の間隔以外の、その他のあらゆる性質を否定します・・・時間のこの性質は、空間的な間隔に似ています。アインシュタインによる相対性理論は、この類推をより深遠にし、時間の間隔と空間を、ミンコウスキーの宇宙の四次元的な間隔の構成要素として考えました。唯・・・ミンコウスキーの宇宙の幾何学は、空間の間隔から時間の間隔を識別化させます。その様な概念の下で、時間はスカラーで、そしてとても受動的です。それは宇宙の出来事がそれに対して行われる、空間的なアリーナ(分野/場所)を唯一補足します。時間のスカラー性のために、理論的なメカニクスの方程式において、未来は過去から識別されていません;故に原因は結果から識別されていません。その結果において、古典的(典型的)なメカニクスは、厳密的に決定論的ですが、原因性(因果関係)が不足を宇宙に対してもたらします。それと同時に因果関係は、実際の世界の最も重要な性質を構成します。」²⁹⁸

この濃密に凝縮され、しっかりと主張された段落は、その正に息を奪う様な本質が、本当に理解されるために、多大な展開(解き解き)を必要とします。その後でさえ、私達が目撃する様に、それは、コザレフの論文の全体において、彼が概要する、息を奪う様なプログラムと示唆を唯一ヒントします。

最初に、コザレフが指摘する2つの基本的な点に着目して下さい:

1.時間は、時空間の幾何学における、単なる「スカラー」、または「一つの次元的な存在」では無く;それは、故に、一般相対性理論の幾何学 - ミンコウスキーの空間 - の感覚において見解され、または最も物理学的な理論もやはり、それをつまり、単なる期間として見解し;そして、

2.物理学が数世紀に渡り、唯一この方法において時間を - 単なる期間として - 見解する傾向にあったために、近代の物理学は特に、形式的で、数学的な鮮明さを共にした、効果(結果)から原因を識別するための、十分な方法を実際に持っていません。

最後の点は少々不明瞭かも知れませんが、それは最初の点、そしてコザレフが時間の「スカラー性」と呼ぶものに直接関連していて、ですから数学的な定義において、「スカラー」が何を意味しているか、幾つかの基本的な理解を有する事が最善です。そうする事によって、人は数学的な物理学におけるその典型的な使用のための理解を得られるでしょう。

1.時間はスカラーでは無い

「スカラー」は単純に、人が小学校において学んだ幾何学の一種における「点」の様に、多くの数学的な言語において、単純に「次元の無い」存在のものを意味します。もし人が小学校の幾何学を思い出せば、それらを数学的に描写するために、例えば、は一次元を必要とし、平面は二次元を必要とし、そして実際の物理的な物体は、三次元を必要としました。

アインシュタインの一般相対性理論の中で彼が行った事は、多くが知る様に、あらゆる物理的な物体は空間において唯一存在しているだけでなく、時間において持続するので、一つの物体の数学的な描写において、彼が時間を四つ目の次元にした事でした。

ですが時間のこの次元の無い「期間/間隔-だけの」描写が全く不十分なのは、コザレフ博士によると、時間の「スカラー性」を指摘する事によって、彼が単純に指摘していたのは、「次元の無い」存在として、言うなれば、それが更なる「部分」によって構成されていない明らかな事実だったためでした。人は故に、「単なる期間」のこのアイデアは、更なる形式的な分析が不可能なので、何らかの形式的な度合の数学的な正確性を共にして、数学的な物理学の中で「効果(結果)」から「原因」を十分に識別する事が出来ません。時間は、この物理的な見解の上で、受動的な役割で、物理的な行程と力(作用)に対して、活動(運動/能動)的な貢献者(影響力)ではありません。それは単に、その上でそれらの行程と作用が行われる背景、または舞台です。時間を非-スカラーとして見解する事によって、コザレフは彼の哲学と、彼のプログラムを公表し:時間は活動(能動)的で、そしてそれ自体の内在的な部分と性質を有し、そして実験的な物理学は、それが以前の数世紀においてその他の能動的な作用と性質を調査した様に、科学的な厳格さの全てと共に、それらを調査しなければならないとしました。この洞察と共に、言い方を変えると、コザレフは、近代物理学と、その隠された、そしてとても反直感的な推測の土台の2つ:相対性理論と量子力学に対して真っ向からの勝負を明言しました。

ですが、今の処、この関連性において、一般相対性理論だけが記述されました。量子力学の定義において、時間の「非-スカラー性」は何を意味するのでしょう?これに答えるために、人は彼の論文へと、少々更により深く検証しなければなりません。

「原因性(因果関係)の概念は、自然的な科学の基礎です。自然的な科学者は、「何故」の問いが正当なものだと納得させられています・・・しかしながら、正確な科学の内容は、更にもっと不十分にさせられています。正確な科学において正当な問いは唯一「どの様に」で:i.e. どの様な方法において一つの出来事の一連が起こるのかです。故に、正確な科学は描写的です。この描写は四つの次元的な世界において成され、それは出来事を予測(予知)する可能性を象徴します。この予測の可能性は、正確な科学の力に対する鍵です。」²⁹⁹

この短い引用は再び、一方で自然的な科学と、もう一方で正確、または厳密な科学の間を分別する事によって、コザレフが実際に言っている事の重要性を難解に伝えます。

2.神学的な横道

この識別と共にコザレフは、ある意味、デカルト以前に西洋において共通的だった流れの概念を復活させ、そして更にもっと重要な事に、ロシアの東方オーソドックス(正教会)の神学的で-文化的な過去へと深く戻りました。「正確」、または「厳密」な科学によってコザレフが意味したのは、正に人が物理学、または化学、そしてある延長において遺伝子学や生物学の様な科学を考える時に、人が通常考えるものでした。ですが「自然的な科学」によって、彼は何を意味していたのでしょう?そしてこれはどの様に、時間の非-スカラー性と非-受動性(能動性)の彼の概念に対して関係しているのでしょう?

それらの問いに答えるための鍵は、西洋のローマ・カトリック派とプロテスタント派にとっての、ヒッポのオーガスティンと同様に、東方のオーソドックス(正教会)のカトリック派にとって重要な教会の神父である、重要な17世紀のビザンチン(帝国)のギリシャ人の聖者、告白者マキシマスの研究に実際にあるかも知れません。

端的に云うと、マキシマスは宇宙的な歴史についての基本的な「三重構造」を説きました。全ては:

1.began (始まった/創始)、つまり、無-の存在(ゼロ)の状態から現れ;全ては無-の存在から有へと変換しました。故に「(有に)成る」事は、創造された存在の正に本質です。この段階を彼は、十分に相応しく、Genesis (創世)、または「beginning (始まり/Γενεσις」)と呼び;

2.moves (運動/能動)、つまり、その本質が(有に)成る事である存在として、生き物は内在的(潜在的)な流動、または運動を有し、それを彼は運動を意味するギリシャ語の言葉、κινησις から、段階のKinesis (キネシス/運動)と呼び;

3.comes to a state of rest, or to an end (静止の状態に成る、または終わりに届く)、それを彼は静止/休息のためのギリシャ語の言葉で言い換え – それは Stasis (停止/停滞/στασις)で、其処で(特殊な種類の)運動(motion)は止まる – または、「終わり(end)」、もしくは「目的地(goal)」のための言葉、Telos (テロス/Τελος)と呼びました。

その二番目の段階、キネシス、または運動を詳細に見ると、人はコザレフの概念的な世界に対する繋がりを知覚するのは、ロシアの文化ととても深いレベルにおいて融合する、東方の正教会の教父(神父)的な伝統において、時間自体が生き物として理解されるためです。故に時間は、単なる受動的で、非-次元的、または単一-次元的な、その様な行程の背景などでは無く、物理的な行程の、運動の内在(潜在)的で、運動(能動)的な性質です。

成り行きとして、コザレフは – 私の知識において - その様な教父的で、神学的な概念に、はっきりとは言及しませんが、彼は、そうであれ、彼自身の研究において、その成り行き(結果)の幾らかを呼び起こさせます。更に加えて、コザレフの様な、素晴らしく知性的な鋭さと洗練性の、高度に教育され博識のロシア人が、表向きには無神論のソヴィエト連邦だったとしても、その様な思考と、その示唆の一般的な概念に対して親しみが無かったとは想像しがたい事です。「何故」では無く「どの様に」の問いを尋ねる事の「自然的な科学」の、その様な中世的な概念を示唆する事によって、彼は実際に、物理的な行程の end、または goal の古い概念を呼び起こしており、マキシマスとその他が、創造の「end stage (最終段階)」と言及した正に同じ言葉:Telos から、一般的に teleology (目的論)として知られる概念です。これをコザレフは、物理的な行程の背景として取るよりもむしろ、その中の能動的な作用(内在的で運動的な力)としての時間の理解無しでは、すると人は原因と効果の間を形式的に識別する能力を必然的に失うと言う、彼の鋭い洞察によって言及します。

彼自身がロシア人である、コザレフの近代の解釈者の一人は、コザレフのプログラム(研究)が意味する示唆を完全に理解します:

「・・・『第五の力(作用)』と呼ばれるものを支持する事実の数が増える時、重力的な波と太陽的なニュートリノ(中性微子)を十分な量において探知する難しさを私達が認識する事に失敗した時、物理学において、生命、意識、そして自由意志の定義が無く、そして時間の不可欠な定義が形成されていない時、エレクトロン(電子)の一貫的な理論さえ創造されていない時、理論的な物理学の完全性についての(あらゆる)明言は、納得させるには不十分に見えます・・・」³⁰⁰

言葉を変えると、実験的、そして理論的な物理学のプログラムに対するコザレフの哲学的なアプローチの示唆が、その視野において「(東方)カトリック(i.e. 正教会)」以外の何ものでも無いのは、それが物理的な行程の「完全な範囲」と、それらの中の能動的な作用として時間自体に触れるだけでなく、それらの人間の観測者達の知性と意識の上にもまた触れるためです。

3.時間と、原因と効果(因果関係)のコザレフの形式的ではっきりとした定義

ですが、再びもう一度、量子力学にとっての、この哲学的なアプローチの示唆は何なのでしょう?この問いに対する答えを理解するために、人はその原則的な特徴の一つを頭に入れておかなければならず:ヘイゼンバーグの不確定性理論です。その発見者で形成者である、有名なドイツ人の物理学者、ヴァーナー・ヘイゼンバーグに因んで名付けられた、この原則は本質的に、もし人が一つの原子におけるエレクトロン(電子)の位置を測定するなら、人は同時に、その速度を測定する事は出来ず、そしてもし人が、その速度を測定するなら、人はその位置を測定する事が出来ないと明言します。

この原則の成り行きとして、測定されているものが何であるかを判断(決定)する単なる行動が、その延長(意味)においてまた、特定の物事がそうなる原因と成る行動である事が明らかに成ります。そしてこれが、勿論、物理学的な原因性(因果関係)の以前の概念の全てを引っ繰り返すのは、現実性がある意味、それを測定する単なる行動によって決定されるためです。コザレフの研究が直接的に、そして真正面からぶつかるのは、原因と効果(結果)のこの反-直感的な概念なのは、量子力学において、測定の行動(方法)が物理的な行程の中に、不特定性のその様な概念を注入し、通常の原因と効果の関係が、観測と統計学的な優位性と、そして可能性(確率)の膨大な数に依存する様に成るためです。

此処でまた、しかしながら、「時間のスカラー性」が再び、概念的な枠組みへと介入し、その統計学的な確率と共に、量子力学が実際に描く、実際の構図を曇らせるとコザレフは指摘します:

「孤立化されたシステムの統計学的なメカニクスにおいて(でさえ)、最も確率の良好な状態の下で、時間の方向性は存在しないでしょう。点(無次元)の一般的なメカニクスの上に基づいた、統計学的なメカニクスにおいて、時間の方向性が、時間自体の量として現れず、そのシステムの状態の性質として唯一起因するのは、とても自然的でしょう。もし、時間の方向性とその他の性質が客観的なら、それらは孤立化された行程の初歩的(主要)なメカニクスに介入するはずでしょう。しかしながら、その様なメカニクスの統計学的な一般化は、均整の状態の会得の不可能性に関する結論に繋がる事が出来ます。現実において時間の方向性は、時間において継続的に存在しているパターンを象徴し、それは、物質的なシステムの上で作用し、それが均整的な状態へと移行する事が出来る原因に成る事が出来ます。その様な考慮の下で、出来事は時間の下で唯一起こるだけでなく、特定の分野において、時間の補佐(影響)と共にまた起こります。時間は宇宙における能動的な参加者(影響力)に成り、熱死滅の可能性を排除しています。すると私達は、私達が、私達の世界の本質と知覚する、生と死の調和を理解します。既に、それらの可能性(確率)だけの御蔭で、それにおいて時間の方向性の概念、またはそのパターンが、初歩(基本)的な行程のメカニクスへと紹介される事が出来る方法に対するその問いを、人は慎重に吟味するべきでしょう。」³⁰¹

それを異なった言い方にすると、コザレフは時間を、システムにおける能動的な影響力(影響力のある作用)として見解するので、彼は物理的な行程のシステムを、基準的な物理学のメカニクスからは深遠に異なった方法において見解し、それにおいてそれらは彼にとって(1)オープン・システムで、そして(2)多かれ少なかれ、均整からは程遠いシステムです。言い換えると、原因と効果の概念(因果関係)において、基準的な量子力学の単なる統計学的な確率以上の、その他の何かが関わっています。

コザレフの見解の上で、時間は単なる次元の無いスカラーでは無いので、これが意味するのは順を追って、一般的で数学的な物理学における力のヴェクトルの様な、方向性、一つの地点からもう一つへの運動、または彼が「時間の方向性」と呼ぶものをそれは有する事が出来ます。コザレフが、時間はそれ自体が物理的な作用の一種で、正確な科学として、今の処、現代の物理学によって、十分に理解されてはいませんが、数世紀前までのその生れたて(初期)において自然的な科学として理解されたと彼が明言する時に、コザレフが意味しているのはこの非-スカラーの、ほぼヴェクトル-の様な性質です。この、より太古の「teleological (目的論的)」な見解の上で、「特に未来と過去の違いと共に、原因性(因果関係)は、時間の性質と共に、最も親密にリンクされています。」³⁰²

もしそれが、コザレフの哲学的で、実験的なプログラム(研究)の全てだったなら、しかしながら、人はアリストテレス(i.e. 反プラトン)の、少々時代遅れの復活として、何らかの正当性と共に無視出来たかも知れません。コザレフがはっきりとした定義において、ニュー・エイジの愛好家達、または単なる中世の感覚における「自然的な科学」の推定された復活者から、彼自身を分別させるのは、原因と効果、過去と未来を定義するのに必要な、形式的な鮮明さと共に、形式的で、数学的なモデルにおいて彼を導く、3つの基本的な論説と共に、彼のプログラムを概要するためです。「私達は以下の論説によって導かれるでしょう」と、彼は明言します:

I. 時間は、特質を有し、原因と効果における違いを創造し、それは方向性、またはパターンによって引き起こされる事が出来ます。この性質は未来と過去における違いを決定します。

この論説のための必要条件は、原因的な関係(因果関係)を通した時間の方向性の定義に関するリーブニッツのアイデアの発達と共に関連した難しさによって示唆されています。H. Reichnbach による深遠な研究は・・・、tautology (同語反復)無しでは、人がこのアイデアを決して前に進められない事を示唆します。原因性(因果関係)は私達に、時間の方向性の存在と、この方向性の特定の性質に関する概念を共にして供給し;同時にそれは、この現象の本質では無く、その結果だけを構成します。

私達は此処で、その論説の量的な表現を供給するために、原因性(因果関係)の最も単純な性質を利用する事を試みてみましょう。それにおいて:1)原因が常に結果が体現される体(状況)の外にあり、そして2)その結果が、原因の後に設定されるそれらの状況から進むと、私達は次の2つの原理を形成出来ます:

II. 原因と結果は常に、空間によって分離されています。故に、それらの現れの間には、見た目には小さいのですが、ゼロでは無い空間的な違い dx が存在しています。

III. 原因と結果は時間において分離されています。故に、それらの現れの間には、見た目には小さいですが、ゼロと同等では無い、固定されたサインの時間の違い dt が存在しています。³⁰³

この文章からの2つのとても興味深い物事に着目して下さい。

最初に、「敏感さ」、サイキック(超常能力)、そして彼が「オーディン(北欧の神)的」なエネルギーと呼んだ、または私達が現在、物理的な媒質もしくは「エーテル」と呼び、人間の意識と知覚に対するその関連性である、彼の科学的な実験のためによく知られた研究者である Reichenbach 男爵の、先駆者的で詳細な研究に対して、コザレフ博士はとてもはっきりと言及します。これは、コザレフが、物理学的な分析の、一般的な相対性理論と量子力学のプログラムだけでなくまた、超常現象の物理学の深さを見抜くための土台として、彼のアプローチの広い範囲の示唆を、彼が完全に把握していた、強い可能性の指標です。

ですが、コザレフ博士がそれによって原因と効果の識別を定義した、2つめの驚く程に単純で数学的な形式に着目してもらいたいのは:それが、システムの空間と時間における違いの何らかの機能であるためです。³⁰⁴ この観測の重要性が失われない様に、コザレフが実際に示唆しているのは、空間と時間自体が数値化されなければならない事です。それ無しでは、原因と効果、そして時間の方向性の概念は失われ、そして物理学は、相対性理論と量子力学のメカニクスと共に、20世紀の初頭に実際にそうなった様に、非直感的に成ります。

ですが、数値化が意味するのは何なのでしょう?

私達は全員、(宇宙)空間が空っぽの真空で、より小さく、小さい単位へと無限に分離可能、または制限無く、より大きなもの(単位)へと無限に倍増可能だと考える事に成れています。時間も同様で:私達はそれが、測定の最も小さな単位、または最も大きな単位を持たないと考える事に成れています。ですが量子力学は、物理的な力(作用)、または運動の、最も小さな、測量可能な単位 - プランク定数の - アイデアと共に、この全てを変化させましたが、それがしなかった事は、時間の単位の最も小さな単位の可能性を示唆する事でした。しかしながら、空間と時間自体の数値化のアイデアと共に、私達はコザレフの研究を理解するためにより緊密なだけでなく、第四部の中で私達が出くわすあまり知られていないドイツ人の物理学者の同等に息を奪う様な研究にまた親密です。この洞察と共に、コザレフが示唆しているのは、空間と時間が数値化可能で、それらが、それら自体の内在的で測量可能な構造を有し、そして故に、時間は単純に、方向性が無く、物理的な舞台(背景)の上の不活性で受動的な、次元の無い存在でも、物理的な行程の上で、方向性、または運動的な力(作用)の無い、スカラーである事は出来ないと言う事でした。

コザレフの研究の私達の検証と共に進む前に、コザレフ以後のロシアの物理学における発展に着目するために一時停止するのには価値があり、その発展は、それ(コザレフの研究)に基づいたもので、それ自体の幾つかの驚きの結論に至ったものです:

「・・・物理学において、(原因性[因果関係]の概念は)原因性の原則と呼ばれるものから唯一現れます。この原則によると、未来は、過去に対して全く影響する事が出来ません(相対性理論を考慮に入れると、それがまた意味するのは、真空において、光の速度を超える速度を共にした体の運動(惑星などの天体の運動)の不可能性です)。故に、物理学とその他の正確な科学は、原因性の概念の要素の主要な部分を無視します。N.A. コザレフはまた、原因性の否定する事の出来ない物理的な定義を形成する事に失敗しました。

「明らかに、原因性の最初の厳密に形式化された定義は、M.K. Arushabov と S.M. Korotaev による記事(論文)の中と、そして(Ras の地球物理学のインスティチュートの会員である・・・)S.M. Kortaev の以下の論文において見つけられる事が可能です。単純に云うと、この定義は、出来事の状態的な可能性の比較の上に基づいており:もし私達が2つの出来事を取り上げると、するとその効果(結果)は、もう一つの出来事のための類似した可能性よりも、より高い現実性の可能性を共にした出来事です・・・この二番目の出来事と共に、その原因に成ります。

編集者、i.e. ファレル博士の加筆:最初の見解において、原因の可能性が、効果の可能性よりも低いのは、奇妙に見えます。その様な定義は、コザレフの原理性と共に一貫的な様に現れます。³⁰⁵

言い換えると、ロシアの物理学者達によって探求された、コザレフの研究の示唆の一つは、原因と効果のコザレフの識別で、それは、統計学的な分析の上で、効果が常に原因よりも、もっとより高い可能性に成る事を示唆したのは、時間とその回転の方向性と、物理的な行程における実際の運動的な作用としての役割を通した原因の技術開発の可能性を示唆したためです。

4.時空間の回転の方向性の半-数値化

プラス、またはマイナスの、はっきりとした数値、またはサインを持つとする時間の方向性のこの思考は、コザレフが鏡の世界の本質を考えた時に、彼の最も深遠な洞察へと彼を至らせます。

「時間のパターンの似非-スカラーの性質から直ぐに、原因的(因果関係的)なメカニクスの基本的な定理が続きます:

「正反対の時間のパターンを共にした世界は、鏡に映された私達の世界と同等です。

「鏡の中に映された世界において、原因性が保たれます。故に、正反対の時間のパターンを共にした世界において、出来事は私達の世界においてと同じように、定期的に発展するはずです。私達の世界の映画のフィルムを反対方向において投影したからと言って、私達が正反対の時間の方向のパターンを得ると考えるのは過ちです。私達は時間の間隔において、サインを形式的に変化させる事は全く出来ません。³⁰⁶ これは原因性の障害へと繋がり、i.e. 不条理に対してであり、存在する事の出来無い世界に対してです。」³⁰⁷

δt から –δt の表現におけるサインの完全な変化は故に、時間の「逆行している映画のヴァージョンを意味せず、むしろ、正反対の回転の方向性を共にして進んでいる時間です。

故に、その「鏡写しの世界」は

「正反対の時間のパターンを共にした世界で、脊椎動物の心臓は右側にあり、巻貝の殻は主に左巻きで、そしてプロトプラズムにおいて、右と左の分子の、正反対で量的な不均整が観測されるでしょう。特別に形成された生物学的な実験が、生命が実際に、エネルギーの追加的な源泉として、時間のパターンを使用すると、直接証明する事は可能でしょう。」³⁰⁸

言い方を変えると、時間の方向性、その回転の方向性のために、システムの旋回の土台の上で、そしてその実験が行われた、全体的で幾何学的な「コンテキストの上で、物理的なシステムにおいて変化があったか否か、人は実験的に確認出来るはずで、i.e. それ(実験)が何時行われたかに基づいてです。

更に加えて私達が既にこの様なものに以前にも出くわしていたのは、錬金術師の中の錬金術師であるパラセルスス以外の何者でも無い人が、成功的で錬金術的な行いに対する不可欠な構成要素がタイミングであると、何度も、何度も強調したためです!思い出してもらいたいのは、彼の異例的な素材の謎を明かそうと、デーヴィッド・ハドソンがまた試みた事において、その特徴的な性質の幾つかが、その高度な回転の状態の直接の成り行きだと発見した事です。更に、彼はまた DNA (遺伝子)の螺旋自体の螺旋の幾何学が、何処からか(環境から)エネルギーを変換するための、生物学的なシステム(生命体)の能力に何らかの関係があると発見しました。

コザレフは何処からだけでなくどの様にを述べ:時間自体の旋回している幾何学の回転している方向性においてで:

「時間は、原因と効果を通って、システムへと入ります。旋回は、この流入の可能性を変化させ、そして、結果として時間のパターン(i.e. 惑星の配置)はそのシステムにおける追加的なストレスを創造する事が出来ます。それらの種類は時間のパターンを産出します。これから続くのは時間が、エネルギーを持つと言う事です。」³⁰⁹

「時間がエネルギーを持つ」と言う明言、そして「時間のパターンが、そのシステムにおいて追加的なストレスを創造する事が可能」で、そして実際にそのシステムに「入れる」と言う示唆と共に、コザレフは、彼の哲学的なプログラムが実験的に確認される能力を有すると主張し、そしてこれは、人々が言う様に、それが本当に興味深く成る処で、錬金術的な平行線が、ウサギの様に繁殖する処です。

5.錬金術的な示唆

ですが、私達がその(ウサギの)穴に入り、その巣を訪れる前に、それが見過ごされてしまわない様に、コザレフの研究の示唆についての一つの最後の要点が提示されるべきです。時間自体が、「システムに介入する」と明言する事によって、コザレフは時間自体が「変格的なマテリア・プリマ(創始的な素材)、または錬金術師達の物理的な媒質(エーテル)」であると示唆しています。その流動的でトーション的な性質を指摘する事において、コザレフは、「時間がスカラーでは無い」と言う彼の見解を強調しました。ですが、そうする事において、彼がその謎を多大に深めただけだったのは、彼が実際に指摘したのは、錬金術師達もまたこの秘密を知っていたと言う事だったためです。結局の処 - コザレフよりも数世紀以前に記述していて、ルネッサンス期よりも数世紀以前において同じ事を強調していた錬金術師達の長い鎖(リスト)をまとめて - 「すると、私達の物質は、その白(磁気)と赤(電気)のための私達の根源なので、私達の入れ物は必然的に、その中の物質が、天界的な体(天体)によって統治される様にしなければなりません。目に見えない天界的な影響力と、星々の印象が、その研究のための、正に最初の段階の必然性であるためです・・・」³¹⁰ と記述したのは、パラセルスス以外の何者でも無かったためです。

コザレフ。パラセルスス。

それは奇怪な様で、恐らくシュールであるかの様な関連性の主張でしょう。

そして更に、私達がこれから目撃する様に、コザレフの近代の物理学的な研究と、太古と中世の錬金術の間には、転送されるための、更にもっと奇妙な平行線が存在します・・・
_____
273 Paracelsus, “The Aurora of the Philosophers,” Paracelsus and His Aurora & Treasure of the Philosophers, As also The Water-Stone of the Wise Men: Describing the matter of, and manner how to attain the universal Tincture.Faithfully Englished. And Published by J.H. Owen. (London: Giles Galvert. 1659). 文献は、www.levity.com/alchemy/paracel3.html, p. 27.において見つけられるでしょう。
274 David Wilcock, by Sepp Hasslberger, “Aether, Time, and Torsion,” www.blog.hasslberger.com/mt/mt-view.cgi/1/entry/66, p. 1.
275 David Wilcock, “The Breakthroughs of Dr. Nikolai A. Kozyrev,” The Divine Cosmos, www.divinecosmos.com, p. 1.
276 David Wilcock, “The Breakthroughs of Dr. Nikolai A. Kozyrev,” The Divine Cosmos, www.divinecosmos.com, p. 2.
277 Ibid.
278 Ibid., p. 3. ロシアの情報源は、しかしながら、コザレフは15-16歳の頃に彼の最初の論文を公表したと明言し、私もそれを信じる方向に傾きます。Dr. Lavrenty S. Shikhobalov の、 “N.A. Kozyrev’s Ideas Today,” p. 302 を参照してください。
279 Ibid.
280 Ibid.
281 Ibid.
282 Q.v. my book Reich of the Black Sun: Nazi Secret Weapons and the Cold War Allied Legend (Kempton, Illinois: Adventures Unlimited Press, 2004), pp. 206–221.
283 David Wilcock, “The Breakthroughs of Dr. Nikolai A. Kozyrev,” The Divine Cosmos, www.divinecosmos.com, p. 5.
284 Ibid.
285 Dr. Lavrenty S. Shikhobalov, “N.A. Kozyrev’s Ideas Today,” p. 302. この情報源を利用し、私は常に鮮明ですが、時には不規則な翻訳をスムーズにする自由を取らせてもらいました。Dr. Shikhobalov の記事は、このページ上のコザレフ博士の素晴らしい履歴を含みます。
286 Ibid.
287 Ibid.
288 Ibid.
289 See my Giza Death Star, p. 145.
290 Dr. Lavrenty S. Shikhobalov, “N.A. Kozyrev’s Ideas Today,” p. 291.
291 Ibid.
292 Ibid.
293 Paracelsus, “The Aurora of the Philosophers,” Paracelsus and His Aurora & Treasure of the Philosophers, As also The Water-Stone of the Wise Men: Describing the matter of, and manner how to attain the universal Tincture. Faithfully Englished. And Published by J.H. Owen. (London: Giles Galvert, 1659). Text may be found at www.levity.com/alchemy/paracel3.html, p. 27.
294 言うまでも無く、この原則は、グレート・ピラミッドにおいてもはっきりと見られます!私の Giza Death Star, pp. 175–179, 217–221.を参照してください。
295 David Wilcock, “The Breakthroughs of Dr. N.A. Kozyrev,” from The Divine Cosmos, www.divinecosmos.com, p. 7.
296 Ibid.
297 Ibid.
298 Nikolai A. Kozyrev, “Possibility of the Experimental Study of the Properties of Time,” www.abyme.net/ , p. 1, emphasis added.
299 Nikolai A. Kozyrev, “Possibility of the Experimental Study of the Properties of Time,” www.abyme.net/ , p. 1, emphasis added.
300 Dr. Lavrenty S. Shikhobalov, “N.A. Kozyrev’s Ideas Today,” p. 299, イタリクス化された強調は元々のもので、太字の強調が加えられました。Shikhobalov のコメントが、意識、自由意志、そして時間の間の関連性を直ぐには鮮明にしない間、少なくとも物理学のコンテキストにおいて、その関連性は、再び、告白者で聖者のマキシマスの最初の著書 Opsucula Theologica et Polemica. の中で意図的に、そしてはっきりと成されます。
301 Nikolai A. Kozyrev, “Possibility of the Experimental Study of the Properties of Time,” www.abyme.net/ , p. 2, emphasis added.
302 Ibid.
303 Nikolai A. Kozyrev, “Possibility of the Experimental Study of the Properties of Time,” www.abyme.net/, p. 2–3. その表記法は、コザレフの論文の中に見つけられたものと正確に再記載されましたが、コザレフの解釈者、Dr. Shikhobalov は、コザレフが実際に Kronnecker デルタ(δ)の形状において識別化を形成したと示唆し:「原因と効果の間の距離(コザレフはそれらを δx と δt として表し)そして時間の行き道(経過)を c2(= δx/δt)と表し、つまりそれらに統計的、または決定的な特徴を持つか、そしてそれらがスカラーか、または似非スカラーかを特定させるためで・・・それらは距離の概念の自然的な感覚に一致しません。 (Dr. Lavrenty S. Shikhobalov, “N.A. Kozyrev’s Ideas Today,” p. 300.)
304 恐らく、単純な機能(作用)f(dx, dt) として最善に象徴化されるでしょう。
305 Dr. Lavrenty S. Shikhobalov, “N.A. Kozyrev’s Ideas Today,” p. 296, italicized emphasis added, boldface emphasis in the editor’s original emphasized comment.
306 つまり、δt の間隔においてです。故にコザレフが述べているのは、-δt と δt が直線の感覚における正反対の方向性を持っているのではなく、正反対の回転の方向性においてです。再び、これが強く示唆するのは、コザレフは時空間の数値化された見解を示唆していて、それにおいて空間と時間は特別な回転の方向性の性質を持っていて、第四部において私達が再び出会う概念です。逆向き(後ろ向き)に投影される映画の感覚における完全に「逆流の時間」は、彼が述べる様に「不条理」です。
307 Nikolai A. Kozyrev, “The Possibility of the Experimental Study of the Properties of Time,” p. 5.
308 Nikolai A. Kozyrev, “The Possibility of the Experimental Study of the Properties of Time,” p. 5, emphasis added.
309 Ibid., p. 8, emphasis in the original.
310 Paracelsus, “The Aurora of the Philosophers,” Paracelsus and His Aurora & Treasure of the Philosophers, As also The Water-Stone of the Wise Men: Describing the matter of, and manner how to attain the universal Tincture. Faithfully Englished. And Published by J.H. Owen. (London: Giles Galvert, 1659). Text may be found at www.levity.com/alchemy/paracel3.html, p. 27

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