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大き過ぎて潰せないと言う嘘

中央銀行支配からの脱却(1)
          ~銀行を潰して復活したアイスランド

リーマンショックから5年経ったが、世界経済の不安定さは一向に収まる気配が無い。米国は再びデフォルト危機に見舞われ、表向き株価やGDPが上がったように見える先進国でも、財政破綻の懸念が強まっている。しかし、これは必然の構造である。
 
70年に先進国では既に市場拡大を停止してしまった。にも関わらず、先進国では、毎年膨大な国家資金をカンフル剤として市場に注入し、無理やり市場拡大を演出してきた。しかし、既に人々の物的欠乏は衰弱に入り、注入資金は新たな投資や消費には向かわず、株や土地に向かい、バブルを生んでは崩壊を繰り返した、挙句、遂には国を超えて飛び交う金融バクチ商品を生み出し、実体経済の数百倍の規模にまで膨張した末に破綻した。それが2008年の世界金融危機だった。

すると今度は、金融バブルの崩壊で空いた大穴を埋めるべく、国家財政の出動が余儀なくされた。国債発行は加速度的に増加し、中央銀行は無限の量的緩和でマネーを供給し続けている。結局、尻拭いは全て国家の借金に押し付けられていった。
 
そもそも、こうした破滅的事態を先導したのは、中央銀行を頂点とする金融勢力だ。にも関わらず、そのツケは国家が銀行に借金をして埋め合わせる。この構造が明らかになるにつれ、中央銀行支配に抗する新たな動きがリーマン・ショック以降登場している。
 
今回から数回、マスコミではほとんど報道されない、中央銀行支配からの脱却を試みている国や社会の動きを追ってみる。
 
1回目は、リーマンショックの翌々年に国家破綻し、その後見事に復活したアイスランドの事例を取り上げる。

アイスランドの「無血革命」
 アイスランドの「バブルの戦犯」は元演劇青年の政治家ダヴィード・オッドソンで、1980年代に新自由主義の経済学者ミルトン・フリードマンに感化され、91年に首相になると大胆な民営化政策を実行した。04年に首相の座を降りると自ら中央銀行総裁に就任し、こんどは徹底した金融自由化に着手する。こうして、北極に近い小さな島にまれに見る金融バブルが発生した。

 それがどのようなものだったかは、次のようなデータを並べるだけでわかる。

 アイスランドの3大銀行(カウプシング銀行、ランズバンキ銀行、グリトニル銀行)の総資産は、2003年にはGDPとほぼ同じだったが、約3年半でGDPの10倍の14兆4370億クローナ(当時の為替レートで約28兆円)にまで膨らんだ。
 
 03年から07年にかけて不動産価格は3倍、株価は9倍になり、通貨は対ドルで60%上昇した。それにともなってアイスランドの平均的世帯の収入は、わずか3年半で3倍に増えることになる。年収500万円の世帯がいきなり年収1500万円になるのだから、これはものすごいことだ。

その後、3大銀行が膨らませた巨額の金融商品がリーマン・ショックの煽りで無価値となり、これらの銀行は国有化。それでも海外からの債務が国家にのしかかり、国家破綻の事態に陥った。 
 
しかし、その後数年で、アイスランドは見事に復活を遂げたのである。

 アイスランドというDIY国家が面目躍如なのは、実はバブルが崩壊してからだ。3大銀行がGDPをはるかに超える負債を抱えて国有化されると、その債務をどのように処理するかが問題になった。

 アイスランド政府は当初、銀行を破綻処理して債務を帳消しにすることを検討したが、預金者の多くは高金利に魅かれたイギリスやオランダの個人投資家たちで、両国政府は、アイスランド政府が元本返済の責任を放棄するなら国交を断絶すると通告した。アイスランド国民は、このままだと未来永劫、借金を返すためだけに税金を納めつづけなければならなくなり、国外への移住希望者が殺到した。まさに国家存亡の危機だ。

 ところがその後、数年のうちにアイスランド経済は奇跡の復活を遂げることになる。その理由は、2度の国民投票によって、ファンドや年金基金、金融機関や事業法人など“プロ”の大口債権者からの借金を踏み倒したことだ。こんな離れ業が可能になったのは、ギリシアのようにユーロ圏に入っておらず、スペインやイタリアよりもはるかに経済規模が小さいため、ヨーロッパを襲ったユーロ危機のなかではとるに足らない話だと扱われたからだろう。そのうえ通貨クローナの価値が対ドルでほぼ半分になったことから、輸出産業が息を吹き返した。

 アイスランドは11年8月に国際通貨基金(IMF)の支援プログラムから脱し、12年2月には国債の信用格付が投資適格のBBB-に戻った。恒常的な財政赤字に苦しむ南欧諸国とちがって、DIYの国アイスランドには過剰な福祉制度がないからだ。

「大きすぎて潰せない」は嘘
アイスランドの教訓は2つある。

1.危機に陥った銀行は潰してもよい。「大きすぎて潰せない」は嘘。

2.プロの大口債権者の債権より国民の預金や債権を守るべき。
続きを読む:


田布施一族、日銀の黒幕、安倍一族の意向を汲んで全マスコミは、アイスランド・ハンガリーなどの中央銀行を国民達が中央銀行に癒着する政治家達を強制的に辞めさせてきた。中央銀行自体を国民達が民衆の知恵で拒絶することに成功した事実を総力上げて国民に知らせない作戦に一斉強調しているという。

アイスランドの政界では、人々は政府を辞任させ、主な銀行は国有化され、旧政権の誤まった財政政策に基づく英国とオランダに対する債務の返済を停止することが決定され、憲法改正のための市民集会が開かれました。

これら全てのプロセスが平和裏におこなわれました。この革命全体が現在の世界的な危機を創りだした権力に対抗するものでした。これが過去二年間に如何なるニュースも報道されなかった理由なのです。もしもEUの他の国の市民がこれを例にとって行動したらどうなるでしょうか?もしも米国の市民がこれを例にとったとしたらどうなるでしょうか?

以下は、事実の要約です。
続きを読む:



First They Jailed The Bankers, Now Every Icelander To Get Paid Back In Bank Sale
最初に彼等は銀行家達を刑務所送りにし、今度は全てのアイスランド人達は、銀行の売却において支払われます(ゼロ・ヘッジ)

http://www.zerohedge.com/news/2015-10-30/first-they-jailed-bankers-now-every-icelander-get-paid-back-bank-sale


最初にアイスランド人達は、2008年の金融危機における彼等の直接の関わりのために、腐敗した銀行家達を刑務所送りにしました。今度は全てのアイスランド人達が、3大銀行の内の一つ、アイスランズバンキの売却のために支払いを受け取るでしょう。

もし金融大臣 Bjarni Benediktsson の言う通りに成ると - そしてその可能性は高いですが - アイスランド人達には、政府がその銀行の所有権を取った後、30,000クロナ(1クローナ=0.9円[2014年4月1日時点])支払われるでしょう。アイスランズバンキは、政府の所有に入る3大銀行の2番目に成るでしょう。

「私が言っているのは、政府がある決定された部分、5%を取り、そして(残りの95%を)単純にこの国の人々に手渡すと言う事です、」と彼は明言しました。

アイスランド人達は、彼等の政府の操作を取ったので、彼等は結果的にその各銀行を所有します。ベネディクトソンはこれが海外からの資本をその国へと呼び入れ、究極的に - 2008年の危機から完全に回復した唯一のヨーロッパの国である - その国の経済に拍車をかけると信じています。アイスランドは予定期日よりも前に、IMF に対する借金を全額支払いました。

予算委員会の副議長の Guðlaugur Þór Þórðarson は、政府による所有が理想的な解決策であるとは、彼は納得してはいないけれど、その行為はキャピタル・コントロール(資本操作)の上昇を容易にするであろうと説明しました。元金融大臣の Steingrímur J. Sigfússon は、Þórðarson の側に立ち、「私達は馬鹿どもの手に銀行を失うべきでは無く」そしてアイスランドは「投資銀行から商業銀行」を分離させる努力におけるシフトから利益するでしょうと、ラジオ番組で伝えました。

その(政府/国民による)乗っ取りとその後の国内全ての人達への支払いが起こるのかの計画は、まだ確定的には設定されていませんが、2008年の国際的な金融崩壊に対処するアイスランドのアプローチは、確かにそれが集めた全ての注目に相応しいでしょう。

アイスランドは最近、26人目の銀行家を刑務所送りにしましたが - 金融的な混沌の原因となった、彼等の間の懲役(の合計)は74年です。そうこうする中、米国の銀行業の犯罪者達は、彼等の詐欺と市場操作のために、納税者達の血税からの膨大な救済から報酬されました。
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