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神々の格子 第四章:

謎の数学的な熟練者、ムンクとミッチェル

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル101ページ、オン・ライン電子書籍:112ページより

それらのモニュメント(遺跡など)は、レイ・ライン(i.e.グリッド/龍脈)にとって、キャパシター(蓄電器/コンデンサー)で、複数の目的で、それらは幾つもの段階において機能します。」
- カール P. ムンク

「うぬぼれた、似非科学的なメートルよりも、人間の文化的な所有の、この最も尊いものを、養成し研究するのは、どれだけ、より価値があるのでしょう!そして再び、それがそのためにデザインされた現代の行程の価値を体現するために、その内在的な陳腐さと無意味さと共に、メートルはどれだけ完璧に応用されたのでしょう!」
- ジョン・ミッチェル


もし天文学的な配置/配列が、神々の格子/グリッドの一つの重大な構成要素を形成するなら、すると位置/配列と数学(算数)的な形状はもう一つで、そしてカール・ムンクとジョン・ミッチェル以上に、世界グリッドの謎のこの要素の中へと、より深く追求した数学的な熟練者はこの2人以上おらず、ムンクは - 実際に人が圧倒的と呼べる - 詳細な研究を通して、そのグリッドの殆ど全ての場所(遺跡など)と、それらの特徴的な位置と数学的な特質を研究し、そしてミッチェルは、シュワラー・デ・ルービッツの様な、人生を通した研究において、神聖な数字と神聖な幾何学(立体性)によって示唆される、より大きな問題を研究しました。

一つ前の章において見られた様に、しかしながら、アンコール・ワットにおいて、そしてヘルメス的、新プラトン的な伝統における文献に描写された宇宙学(宇宙感)があり、私達は物理的な媒体(エーテル)自体の、深遠で形態的な隠喩を見ているのかも知れません。それらの示唆に加えて、特にヨーロッパと英国において、世界グリッド上の「力の場所(パワー・スポット)」に長く関連させられた伝統があります。

ポール・Devereux は、彼の「ドラゴン・プロジェクト」と共に、地元の伝統と昔話が、世界グリッド上の場所に超自然現象を結びつける、その様な場所への、科学的な調査を試みているイングランド人で、それはその様な場所の超低周波数の音波赤外線的な性質を調査するための試みを含み、それは頻繁に、その様な放射の異常に高い量、または低い量を記録しました。また、注目すべきは、 Devereux と彼の研究チームが、彼等の超低周波数の音波と赤外線のエネルギーの数値が頻繁に、月のフェーズ(満ち欠け)と共に変化した事を発見した事で、つまり、より広い天界的な幾何学に反応して、です!コジリェフの面影です!

加えて、 Devereux と彼のチームが発見したのは、「特定のモニュメントにおける、背景的な放射線量と自然的な磁力(磁場)に関連する、注目に値する異例です。」ですが、それらの異例的な発見以上に、伝統と噂自体の問題が存在します:

「20世紀を通して、ポピュラーな噂は、太古の神聖な場所が、奇妙な力を持つと言う事を主張し続けました。その信念は、その起源を、その様な場所における異常な出来事の逸話的な報告に持ち、そして古く立っている石(巨石など)と神秘的な土仕事(古墳など)に超自然的な性質を与える数世紀に渡る昔話を有します。」

Devereux の意見において、それらの伝統の究極的な源泉は、「地球は生きていて、その体である大地を通って(i.e.テルル)、知覚するには微妙ですが、強力な力が流れていて」、その力は、 genius loci である「場所のスピリット(地の精霊)」に沿ってそれら自体を集中/凝縮させていると言う、太古の信念から来ています。

よって、 Devereux は、世界グリッドの現象と、その太古の場所の殆どの研究家達の誰よりも、「どれだけ破片化させられ、そして歪められていようとも、巨石文明的な科学技術の実際の回復は、その様な場所の中に、部分的に含まれているかも知れないと言う望において」、その様な場所についての伝統の、膨大なカタログを収集しました。

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル102ページ、オン・ライン電子書籍:113ページより

A. Devereux と力の場所の伝統
1.移動と不動の石


それらの伝統で、最も一貫的な事は、その様なモニュメント(遺跡など)の石に与えられた運動、または逆に、不動の伝統です。それ等の石(i.e.巨石)は、近くの小川、または川で水を飲むために動く、またはその日の特定の時間に上昇する(満ち欠けする)と言われ - ある場合には、付近の時計 - または一年の特定の時期に鳴る事によって布告されると言われます。または、その他の伝統によると、特定の石(巨石)は全く動かす事が出来ない、もしくは、「もしそれらが動かされると、自動的に戻るか、はてまた大きな問題に成り、関わった人がその石を元に戻さなければならない原因に成り、そしてそうする事が超自然的に簡単であると見つけます。」人は、勿論、その様な伝統を、とても明らかな理由で、疑い/懐疑心を持って接するべきです。

ですが異なった方向から見解されると、それらの伝統は、実際に、質量と慣性の物理学と性質に関した深遠な何かを描写しています。直ぐに見られる様に、 Devereux は、その様な伝説において機能している宇宙学(宇宙感)と物理学の、遥かに深く、とても古い伝統の可能性に気付いています。端的に、人は、その様な伝統における、衰退して、退化した遺産を見てるいのかも知れず、それはその遥か昔の、トーテム的で、シャーマン的なイメージに照らされた説明を必然的に成したかも知れません。

2. 数える事の出来ない石と、巨人達と神々の石

その他の地元的な伝統は - 少なくとも英国において - その風景に点在するストーンヘンジとサークルの幾つかは、数える試みの全てを拒否する石によって構成されていると主張されます。誰かがそれらを数え様とすると、毎回、得られる答え(数)は異なります。同様に、「巨石の多く、または大きな自然的な岩は、昔話において大昔の巨人達によって其処に置かれたと言われます。」ストーンヘンジ自体がその昔、巨人達のダンスと呼ばれ、同様に、とても遠くのアフリカのサングリの石の輪は、地元の部族の伝統によって「身長8メートルの古代人達に建てられた」と言われます。ですがもう一つの有名な巨石文化のサイト、レバノンのバアアルベックにおいて、その「トリシオン」と呼ばれる1,000トンを超える巨石は伝統によると、カインと太古の巨人達の種族によって建てられたと言われます。この巨石文化の遺跡と、巨人達の関係は一貫的では無い間、其処にはエコーがあり、私達がこれから見る様に、中部アメリカ、南米、そしてエジプトと言った様々な場所で、類似した巨石構造は、神々、または巨人達に起因される、またはその他の何らかの方法でそれらに関連されます。

3.神聖冒涜、生息分布、そして宝物の伝統

その他の伝統において、石を移動させる事は - 結果的に、それらを神聖冒涜し - そうしたために伴う様々な呪いに関連させられていて、その中には、その冒涜者が、「突風や雷の嵐の様な酷い天候の状態に見舞われると言うものもあります。」この場合において、これが実際に起こっている近代における記録の例が実際にあると、Devereux は注目します:

「1849年に、例えば、ヒアフォード(大学)のディーン・メアウェザー学長と彼のチームが、ウィルツシャーのエイヴベリーの近くのシルスベリー・ヒルで発掘していた際に、「劇的でゴシック的な雷の嵐」が起こり、大きな(人工の)丘の中深くで作業していた男達は、その土台が震えるのを感じました。都合の良いタイミングの嵐は・・・田舎者達をとても満足にさせたと、その学長は皮肉っぽく観測しました。」

同様に、1940年に、門の柱にするつもりで、ウェールズのランプターの付近のホブゴブリン(鬼)の石と呼ばれるものを砕くつもりで近づいた農夫は、激しい雷の嵐に見舞われ、それは、その不幸な男が走って彼の家に逃れ込むまで追いかけました。

それらの「神聖冒涜の伝統」に加えて、それらの場所(巨石など)に頻繁に関連させられる、保たれた宝物の伝統があり、南米の、秘密で太古の場所(遺跡など)にまつわる、膨大で豊富な、埋められた宝物と知識を思い起こさせます。

4.易断、運動、治癒、そして数字的な伝統

その他の伝統において、巨石の場所は、それらの天文学的な位置づけに加えて、実際の易断(占い/預言)のために使用された様です。これに伴って連動して行われた地域的な風習は良く、数字の3、7、または9を含みます。私達は既に、以前の章の中において、形態的な隠喩の機能として、数字の3がどう派性したのかを見て、そして私達は既に、ヒンドゥーの宇宙学(宇宙感)において、7人の神聖な賢者達、またはリシ達に出くわしました。以下に続く章の中で私達がエジプトに向く時に、それらの数字と9に、私達は再び出会います。

それらの奇妙な伝統に加えて、特に運動している石を描写するものがあり、その様なモニュメントにおける様々な石に、治癒、健康、そして繁殖の御利益を結びつける伝統を含み、それらのモニュメントがアニメートされていて(生きていて/動いていて)、その他の方法において生命に関連している事を示唆するその他の伝統があります。

5.門の通りの伝統

最後に、アメリカのプエブロ・インディアンの伝統の場合において Devereux が注目する様に、その様な神聖な場所を、一つの現実、またはもう一つの世界の間の、一種の門、または扉として、現実のこの領域と、「その他の同時進行中の現実」との間のエネルギーの流れに関連させる伝説があります。とても奇妙な事に、これは更に南でも、マヤとアステカの伝説の中で反映されており、そして正にその名前バブ-エル、またはバビロンが文字通り「扉」、または「神々の門」を意味するメソポタミアにおいても反映されています。

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル104ページ、オン・ライン電子書籍:http://issuu.com/innerstanding/docs/grid-of-the-gods-farrell-joseph-p_116ページより

B. Devereux: 力の場所の伝統の宇宙学(宇宙感)と物理的な示唆

1. 「奇妙な放射線」の伝統


この全てが強く示唆するのは、私達が目撃している事が、その様な場所についての、全く関係の無い伝説と逸話の単なるごちゃ混ぜでは無く、むしろ、それらの目的と機能の遠い薄れた記憶で、加えて、特定の測量的、そして天文学的な配置/配列を安置している事を超えて、その様なモニュメントのための、何らかの機能を帰属させる事が可能です。それらが強く示唆するのは、根底にある科学技術的な目的と意味で;それらが示唆するのは、私達が巨大な機械の歯車を見ていると言う事です。

これが更により鮮明にされるのは、少なくとも Devereux にとって、その様な場所と共に関連させられる、より更に広く広まった伝統の一つを考えようと、人が向く時に鮮明で、「奇妙な伝統」です。

ギザのピラミッドからメキシコのものまで、そして英国のヘンジと土仕事(古墳など)から北米と中央ヨーロッパのものまで、その様なモニュメントの周りの奇妙な光、または輝くオーラの存在に関連する豊富な伝統があります。例えば、エジプトのギザ、またはメキシコのテオティフアカンに関連した逸話を研究した者達にとって、その様な話に出会わないのは、それらが数多く豊富過ぎるので、不可能です。ある意味、中米とエジプトの大規模な石のピラミッドの場合、これが全く予想可能なのは、ストレスの下のクオーツのピーゾ電気的な性質は、一般的で科学的に研究される現象であるためです。クオーツ・クリスタルは砕かれた時、またはストレスの対象にされた時、電気の小さな放出を出し、それは光のスパークとして見れます(e.g.100円ライターの着火システム)。そしてグレート・ピラミッドの膨大な構造は、大量の石灰岩と花崗岩で構成されており - その岩の両方の種は、細かいクオーツのクリスタル(水晶)を含んでおり - 正にある意味、巨大なピーゾ電気的なキャパシター(蓄電器/コンデンサー)です。

ですからある意味、その様な話は予想可能なのは、その現象が既に科学においてとても良く知られているためです。ですがこれは、その様な場所(遺跡など)において時折出くわされるもの(現象)の異例な本質を使い古しません。例えば、アメリカの先住民達は、自然的な放射線の集中地点を良く知っていて、そしてその様な場所をペトログリフ(岩に刻まれた象形図)で印したりさえした、と Devereux は発見しました:

「アメリカの研究家、マーシャ・アダムスは、アリゾナとネヴァダにおける先史的なアメリカ先住民のロック・アート(岩の芸術)の中に、強い自然的な放射線の場所を示唆しているかも知れない、繰り返されるシンボルを発見しました。アダムスはそのロック・アートのシンボルが現れる5つの場所を測定しました。その内の4つにおいて、増大的な放射線量が検出され、その間、その一つからは、極度に高い放射線のレベルが検出されました。最大の放射線量の測量は、注目のシンボルの近くで見つけられました。少なくとも一つの件の場合、その場所の岩場におけるフィールド調査の後に、アダムスは、汚染除去の行程を経験しなければなりませんでした。」

勿論、その様な異常で異例な放射線の測量は、その地域におけるウラン、またはその他の放射線的な鉱物の、高い量の存在によって、理論的に説明されることが出来ます。ですが一般的なモデルは、岩から少々の熱を感じる以外に、どうやってアメリカの先住民達が、それらについてを知っていたのかを説明しません。

2. シャーマニズム、放射線、そしてグリッドの場所

これは Devereux をとても興味深い推測に導かせ、その推測の一線は、様々な種類のシャーマン的な伝統と逸話を、現代科学と混ぜ合わせました。その様な太古のグリッドの場所に頻繁に関連した、異常に高い背景的な放射線量の場所における、多くの人達のある種の「高められた自覚」、または「増大された意識」に注目する事によって彼は始めました。これは、ある種の知られていない、または殆ど理解されていない、放射線と意識の間の関係によるものと Devereux は推論し、その関係を彼は「放射線プサイ」と呼びました。

これが初見に見える程、乱暴では無いのは、カナダの神経学者、マイケル・パーシンジャーが、1995年6月号の専門雑誌知覚と運動神経の能力の中で「原理的なアルゴリズム(演算法)の電気的な誘導によって、全ての人間の脳にアクセスする可能性について」と題された論文を発表したためです。加えて、少なくともよりもっと後の古典的な時代の寺院の幾つかは、ラジオ科学技術の知識にはっきりと基づいており、部分的には遠距離における通信の目的で、そしてその他の部分において、感情と精神的な状態の、人工的な操作の可能性です。パーシンジャーの場合において、人の脳へと、強力な集中された磁場をビームする特別なヘルメットによって産出された、ヴィジョンと記憶の誘導でした。

Devereux にとって、数多くの太古の場所において、とても多くの人々がその様な経験をしていたのは、「儀式的な場所において意図的に、そして日和見的(好都合的)に使用された」物理的なエネルギーの効果をそれらが示唆するためで、「単純に、入門/入会的な行事、儀式的な活動、踊り、太鼓、知覚的な剥奪、薬剤使用を含む、意識の操作の太古の科学技術の一部であるため」で - (その)場所自体の本質/自然でさえあるためです。

3. Devereux とより深い物理学の可能性

Devereux にとって、この全ては物理的な媒体(エーテル)自体である、主要な物質の太古のドルイド(土着信仰)的な哲学の、英国における様々な地域的な昔話と伝統の中での継続的な現れです。ドルイド達は、中国人達による風水のジオマンシー的な実施の様に、彼等の神聖な場所を真っ直ぐな線に沿って配置/配列した様です。私達が一つ前の章で出会ったハンコックとファイーアの様に、Devereux は、彼が見ているものが、ヨーロッパ北西と英国諸島における巨石遺跡に現された唯の哲学だけでは無いと理解し始めました:

「それらのモニュメントにおいて、私達は科学技術の存在を見ており、今日の「西洋文化」に成ったものの創始者達であった種族/民族の集団によって残された印象的な遺跡/遺物で、それは世界の殆どにおいてハンコを押し、印を残しました。」

Devereux にとって、この科学技術は、物理的な媒体自体の力であり、何らかの「生命力」を操作するためにデザインされました:「それはある意味、凝縮される事と操作される事ができ、そして秘儀的な科学技術はこれをするために開発されました。」

端的に、私達が見ているには錬金術的な科学技術で、錬金術的な建築構造で、その正に設計図/下書きがそのグリッド自体の全体です。

ですがそのグリッドがどれだけ複雑に、そして慎重に計画されたかを理解するためには、そしてその計画性がどれだけその知識と技術を有するグループ、または複数のグループの協力的/計画的な努力の更なる証拠である事を理解するためには、私達は、必然的に、少々の数学(算数/計算)をしなければならず - 最初はぼんやりとですが、その後鮮明に - それら(遺跡など)の中に体現された物理学がどれだけ深いのか、そしてそれらを実際に残した文明がどれだけ高度であったかを、私達が実感し始めるのは、数字においてと、それらの場所(遺跡など)の位置/配置の測量と、それと同時にそれらの上に配置された構造物の、内在的な数字においてであるためです。

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル107ページ、オン・ライン電子書籍:119ページより

ムンクとグリッド

グリッド(格子)の研究家、カール P. ムンクは、その広さと深さにおいてたぐいまれな、数学(算数)的な正確性と共に、世界グリッドの複雑性/繊細性を調査し、実質的にそのグリッド上のそれぞれの場所と、その上のその他の全ての場所の間の計り知れない関係を、殆どのがしませんでした。事実、ムンク自身が、彼の研究方法を数学的と言うより算数的であると反論しました。彼自身を「考古暗号解読者」と呼んだムンクにとって、数字は実に、世界的なマトリックス(母体)の上のそれぞれの構成構造(遺跡など)をリンクし解読するコード(暗号)で、それ自体の独特の配置/配列と目的に関してだけでは無く、そのグリッド上のその他の地域/場所への、その関連性を解読する事に関して、でした。そのグリッド・システムへの鍵としての数字の重要性の、この対処法において、ムンクは唯一ではありませんが、私達が見る様に、彼は、彼が行った詳細な計算の度合において飛び抜けています。

そのグリッドの中に埋め込まれたこの複雑で数字的な関係を解読する、ムンクの方法の詳細については、直ぐに更に触れられる間、その構成要素の一つは、一つ前の章の中で、ハンコックとファイーアのアンコール・ワットの研究の、私達の検証の中で既に述べられ、そしてそれは再び此処においてハイライトされなければなりません:ムンクにとって、その他のグリッドの研究者達も同じく、そのグリッドはまず、もしギザ、またはむしろ、グレート・ピラミッド自体の頂上を、太古の世界の主要な中間線として使った際にのみ、算数的、または数字的に意味を成し、そして第二に、もし、人が、メートル法では無く、大英帝国の寸法法(i.e.ヤード、フィート、マイル、etc.)を使用した際にのみ - 驚く事に - 算数的で数字的な意味を成します。

これが成された時、以下の、文化的に関係の無い様に見える場所の間の、世界グリッド上の様々な場所の間の、正確に配置/配列された驚くべきセット(一括り)が浮上します:

1)西ヴァージニアの、マウンズヴィル(丘の村)のグレーヴ・クリーク(墓の小川)の、北米先住民の最大級の(人工の)丘と、イングランドのシルベリー・ヒル(丘)と;

グレーヴ・クリーク
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シルベリー・ヒル
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2)メキシコ南部のチチェン・イッツアと、ギザと;

チチェン・イッツア
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3)メキシコ・シティー近郊のテオティフアカンと、ギザと;

テオティフアカン
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4)フロリダ・サークルと、イングランドのエイヴベリーと;

フロリダ(マイアミ)・サークル
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エイヴベリー・サークル
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5)中南米のウシュマルとティカルと、ギザと;

ウシュマル
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ティカル
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6)上空から唯一確認可能な! - ペルーのナスカの地上絵と、そしてその他全てで、ムンクにとって、このとても古く奇妙なモニュメントは、世界グリッド・システムにおける、一種のロゼッタ・ストーンであるためで;

ナスカ
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ロゼッタ・ストーン
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7)中央アメリカのティカルと、その他全てで、ムンクにとって、この場所は、ペルーのナスカの地上絵の様に、世界グリッドのための、ある種の「電話帳/名簿」であるためで;

そして、ギザのグレート・ピラミッドの頂点が主要な中間線として使われる限り、私達は次から次へと殆ど終わる事無しで、新たな関係を発見することが出来ます。そして、私達が一つ前の章で目撃した様に、加えられるかも知れないのが、

8)アンコール・ワットと、ギザです。

アンコール・ワット
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ギザ
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ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル108ページ、オン・ライン電子書籍:120ページより

これ等の場所の殆どにおいて、人が出くわすのは、構築の一つか二つの種類で:ピラミッド(または古墳などの土の丘)か、石(岩)、または土のサークル(円)です。

人が世界中にある、その様な構造の合計の数字を予測した時、人は少々、驚きの数字を得ます:「エジプトにおいて、今の処、85で、スーダンには更にあり、中国では100を超え、メキシコには数百あり、ガテマラには数十あり、エクアドルには(未だに調査されていないものが)数か所あり、ペルーにおいては(全て破壊されてしまいましたが)約400の場所があり、ボリヴィアにおけるアカパナと、チベットにおける超巨大ピラミッドの報告があります。それに私達が加えられるのは、つい最近、発見されたボスニアのピラミッドで、ムンクが彼の著作を出筆した時には知られていませんでした。人が、様々な彫像の丘(古墳など)、または色々な動物のトーテム(スフィンクスなど)、そして様々なストーンヘンジや土の輪の全てのこの数を足した時、人が目撃しているのは、文字通り、数万のモニュメンツ(遺跡など)で、全ては巨大で世界的なマトリックス(母体)上に、正確に配置/配列されています。これら全ての配置/配列の目的は、ムンクによると、部分的に、そのマトリックスにおける重要な場所を正確に印すためですが、そうするための理由は、「今の処、部分的にだけ明らかです。」

ムンクは、しかしながら、 Devereux と同様に、抽象的なグリッドのシステム上の様々な位置を唯単に印すだけでは無く、より深い何かが起こっている事に、全く気付いてい無いわけではありません。ムンクにとって、その問いは、それらのモニュメンツが、誰によって何時どうやって建てられたのでは無く、何故それらは、それらがある場所に建てられたのかです。ウィスコンシンの、ロック湖の中の水没したピラミッドの有名な例を引用し、ムンクはこの遺跡が - Devereux によって調査された英国の巨石遺跡の幾つかの様に - 異常な現象の一貫した報告の宝庫である事に注目します。例えば、地元の住人が、その湖の水面上に、その巨大な岩が浮いている事を報告したり、または特定の時間に、モーターボートのエンジンが動かなく成ったり、もしくは水没したピラミッドに接近し、撮影しようとしたダイバー達の水中カメラが故障したりしました。そのピラミッドの写真を撮るためにダイブしようと準備していたダイバー達の幾人が、奇妙な恐れの感覚を報告した事さえ、ムンクは着目します。ムンクにとって、この謎々の解決への手掛かりは、その湖に水没したもう一つの構造があると言う事実にあり、「デルタ」と呼ばれる三角形の石で、その配置/配列において数字の5.337をコード化(暗号化/体現)し、その数字は5.34メガヘルツ(メガ?5.34ヘルツ?)の周波数に近く、その周波数は順を追って、個人の感情的な状態に影響出来ると知られています。端的に、ムンクは、 Devereux と同様に、少なくとも、その様な構造における配置/配列の目的の一部は、意識の錬金術的な変格かも知れないと暗示します。

その様な構造における、隠されたマイクロウェーヴ的な科学技術の可能性は、ムンクにとって、バベルの塔の逸話の背後の物理的な理論化です。その逸話が事実だったとして、ムンクは、その建築者達は恐らく、特定の次元に届いた時に、巨大なマイクロウェーヴのコレクター(収集器)とリフレクター(反射器)として機能した構造を単純に構築しただけで、文字通りに、建築者達の脳活動を変格し、そして結果的に、言語を混乱/複雑化させたと、ムンクは理由づけました!

マイクロウェーヴの説明が推理的な可能性である間、私達が以下に続く章の中で見る様に、それらの構造の数多くの正確な科学技術が強く示唆するのは、建築者達では無いとしても、それらのデザイナー/設計者達が、少なくとも、エネルギー的な放射を操作する、その様な構造の力に気付いていた事で、「バベルの塔の瞬間」が「偶然的」であったと言う説明の可能性を低くし、政治的な動機からの何らかの介入であったとする、聖書的なヴァージョンの可能性をより高くします。

この全てに加えて、ムンクは、アンコール・ワットにおけるハンコックとファイーアの様に、世界グリッド上の、少なくとも一つの主要な遺跡、メキシコのテオティフアカンは、幾つもの(異なった)時代の建築の証拠の全てを見せているとします。これが示唆するのは、その遺跡が、通説的な考古学が許すよりももっと古くその遺跡/場所を時代測定し、その構築の時代の始まりを紀元前8,000年頃にし、ストーンヘンジのオルタナティヴな時代設定と同じ時代にすると、ムンクは提案します。此処がテオティフアカンのための、より早期の時代設定のための、特定的な論議をする場所では無い間、注目するのに相応しいのは、その様な時代設定と長期的な構築の期間が示唆するのは、特殊化された知識と長期的な目的を持つ、何らかのグループである、エリートの存在で、その目的はとても重要であると考えられたので、その建築はその活動の長い年月において見捨てる事が出来なかったと言う事です。

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル111ページ、オン・ライン電子書籍:121ページより

1.ムンクの方法論

この全てを頭に入れ、ムンクの手法の詳細を検証する事が必要なのは、この本の残りの部分とその他の章における、特定の場所と構造物(遺跡など)の、私達自身の検証の、重要な構成要素の多くの要素を形成するためです。ムンクの膨大な研究がその他の巨石的な遺跡の土の丘(古墳など)と巨石(岩)のサークルなどを検証する間、私達が注目するのはピラミッド的な遺跡の検証の彼の手法です。

それらの手法の、まず最初は、「遥か遠くの太古の設計図から派生した」それぞれのピラミッド的な構造を「逆-技術開発」する事です。ですがムンクの手の中においてこれが示唆するのは、2つのとても特殊で重大な観測です:

1)真のピラミッドは、5面の物体で、1つの面がその底/土台を形成し、その他の4つの面がその構造の側面を構成します。故に、世界における唯一の真のピラミッドは、中国の滑らかな表面の、土製のピラミッドと、エジプトの滑らかな表面の石製のピラミッドだけです。その他のピラミッドの全ては、段々、テラス、装飾が加えられ、それらの頂上、またはその構造のその他の場所に、角ばった「寺院」が加えられ、幾らかの構造のテラスをずらされる事によって、この基本的な形状(滑らかな表面)が、「腐敗された/退化した(変化された)」もので;

2)故に、ピラミッドを「逆-技術開発」する時に、重要なのは、「腐敗させられた構造」であっても、全ての角と面を数える事です。これが成された時、あらゆる滑らかな側面のピラミッドから、統一/宇宙的で幾何学(立体性)的な法則として、特定の数字の連続が、必然的に浮上します:

 - 天辺の頂上です。

 - 真のピラミッドのそれぞれの側面は実際に、3つの辺と3つの角を有する三角形です。

 - 地上の角、または(底)辺の数です。

 - 4つの底の角と頂上の合計です。

 – 底の角の全てと全ての側面(の合計)です。

 - 上記の8つの特徴足す頂点(8+1)です。

この数字の連続についての示唆にコメントする前に、ムンクの手法の重大な示唆を、出来る限り鮮明に指摘するのが重要なのは、私達が最終章において見る様に、角や面を数えるこの方法が、深遠で深い超次元的な物理学と、それを描写するために使用された、数学的で、そして幾何学的なテクニックへの手掛かりに成るためです。

もし最後のコメントが奇妙、または考え過ぎに思えるなら、滑らかな側面のピラミッドにおいて体現された最初の2つの数字を再び詳しく見て下さい:は、ヒンドゥーの宇宙学(宇宙感)とヘルメス的な文献の中に含まれた形態的な隠喩において派生する事を、以前の章の中で私達が目撃した正に数字で、その隠喩の中に含まれた分別化された物理的な媒体の機能として派生した実に最初の2つの数字です。以下に続く私達のエジプトの宇宙学の検証の中で私達が目撃する様に、ムンクによって上述に数えられたピラミッドのその他の数字はまた、エジプトの宇宙学の中においても、正に同じ順番で浮上します!エジプトの滑らかな側面のピラミッドへの没頭は、すると、太古以外の何ものでも無い様に現れ、また、亡くなったファラオ(神官王)達の墓に成る事とは殆ど関係が無かった様に現れます。それは、錬金術的で物理学的な媒体(エーテル)自体の、情報を創造し、変格する物理学の、彼等(古代エジプト人達)の見解の全てに関わっています。この謎の、メソポタミア的な構成要素の、私達の検証において、私達が発見する様に、それはまた、音楽と、の全てに関わっています。

3)ムンクの手法の次の重大な構成要素は、太古のモニュメント(遺跡など)の、彼の分類の方法です。私達は以下の分類法におけるこの手法の一つの構成要素を既に目撃しました:

a)滑らかな側面、または正式で、真のピラミッド;そして、

b)テラス等々の形状(そしてそれによって、数えるための更なる角や面が加えられた形状)などの変形のある、「腐敗された/退化した」ピラミッドです。

それらの2つの分類のそれぞれの中で、4つの更なる分類化が分別され:(1)π の幾何学的な定数(constant)を体現する構造、(2)それらの配置/配列の一つの要素のみにおいて「それら自体を解読させる」構造で、つまり、経度、または緯度によるどちらかで、(3)経度と緯度の両方に関して「それら自体を解読させる」構造で、そして最後に(4)経度と緯度に関しては自己-解読的ではありませんが、その構造におけるその他の重要で数字的な関係の存在を読み取る事によって解読可能な構造です。人は故に、グリッド上のピラミッドが収まれる8つの分類を有します:

a)滑らかな表面、または正式で、真のピラミッドで;

(1)π の幾何学的な定数を体現している構造;

(2)それらの場所の一つの要素によってのみ、つまり、緯度か経度のどちらかによって、「それら自体の解読させる」構造;

(3)緯度と経度の両方に関して、「それら自体を解読させる」構造;そして最後に、

(4)緯度と経度に関しては自己-解読的ではありませんが、その構造におけるその他の重要で数字的な関係の存在を読み取る事によって解読可能な構造です。

b)テラス等々(そしてそれによって、数えられるための更なる角や面が加えられた形状)などの形状における変形が加えられた「腐敗させられた」ピラミッドで:

(1)π の幾何学的な定数を体現している構造;

(2)それらの場所の一つの要素によってのみ、つまり、緯度か経度のどちらかによって、「それら自体の解読させる」構造;

(3)緯度と経度の両方に関して、「それら自体を解読させる」構造;そして最後に、

(4)緯度と経度に関しては自己-解読的ではありませんが、その構造におけるその他の重要で数字的な関係の存在を読み取る事によって解読可能な構造です。

(4)ムンクの手法の最後の構成要素は、グリッド上の構造の中、そしてそれらの間に存在する太古の数字的なコード(暗号)が浮上するためには、その様な構造の寸法を、メートル的なシステムから、大英帝国的なシステム(i.e.フィート、ヤード、マイル、etc.)へと、全ての寸法をデトックスしなければならない事です(入れ替えなければならない事です)。

この点が一見、純粋に独断的に見えるかも知れない間、それは実際に太古のモニュメント自体の慎重で詳細な研究に基づいており、そして私が、私の以前の著書、遺伝子、巨人達、怪物達、そして人々の中で指摘した様に、寸法/測量の大英帝国的なシステムについて、「英国的」なものは全く無く、そしてそのシステムは、高度な太古に由来しています。

この制限/枠組みの中に、重要な数字を派生させるために、ムンクが使用する重要なテクニックが幾つかあり、それらの中にあるのは、球体における立体的な角度の量、数字、数字のタンジェント(接線)等々の、二乗または三乗、もしくは二乗、三乗の√を見つける事です。

特定の数字へのこの注目の最後の構成要素は、ゲマトリアに頼る事で、アルファベットの文字に特定の数字的な価値を与える太古のテクニックです。lこれに関してムンクは、ゲマトリア的な数字は、全て36の倍数で、シュメールの60進法における重要な数字であると指摘します。それらの「シュメール的」な数字は - 全て36の倍数で、オハイオのセップの丘から、ミシシッピーのエメラルドの丘、ペルーのナスカの「グレート三角形」、エジプトのグレート・ピラミッド、曲がったピラミッドそして赤いピラミッドまで、グリッド上の殆ど全ての構造において見つけられ、そして火星のシドニア地域における D&M ピラミッドにおいてでさえ見つけられます!

以下に続く章の中で、私達がそれらの構造の幾つかを更に詳細に検証する間、此処における私達の目的にとって注目するのが重要なのは、この膨大なリストが示唆するのが、再び、世界規模の現象の存在を人が目撃している事で、その様な大規模な建築を行う、共通の数学的で、計測学的な遺産を持つ世界規模の集団を示唆している事です。

それはまた何か他の事を示唆し、通常、グリッドの研究者達に見過ごされる何かで、つまり、ゲマトリアのテクニックと、それに「神聖」な数字で、文献と同様に、モニュメンツにも応用されたものです。それが故に強く示唆するのは、モニュメンツ自体から、人は、文献的、または神話的な伝統を分離出来無いかも知れないと言う事です。これは、マヤ人とアステカ人達が、彼等の中で見つけ、使用したモニュメンツの伝統を、私達が検証する際に非常に重要な点に成ります。

神々の格子 第四章 C:2

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル113ページ、オン・ライン電子書籍:125ページより

2.ムンクの結論:あるエリートの働き

グリッド(格子)の彼の長年の研究に、彼が応用したこの正確で詳細な方法論からムンクが引き出した結論は、世界中の空間だけでは無く、数千年の時間を超えて、広くに渡り存在した、少なくとも1つのエリート(集団)で、もし、ストーンヘンジの様な、そしてエジプトのエル・コラ・ピラミッドやメキシコのピラミッドの様に、もっと後の時代の構築の、比較する事が出来ない古さの場所(遺跡など)が、全て同じ数字的で算数的な言語を物語っていると発見されたなら、すると少なくとも世界グリッドの計画/下書きは、とてつもない古さでなければならないためです。

また、北米の先住民の丘(古墳)と同時に、エジプトのもっと大規模なピラミッドが、遥か昔に遡ると示唆する、ある種の証拠があるとムンクは断言し、北米の先住民達が - あらゆる場所で - 「毎年25ヵ所を超える一貫的な率で」その様な構造を建て続けなければならなかったためです。何であれ、ムンクがまた指摘する様に、(先住民達の)部族的な伝統は、その様な場所の構築を、一切記録していません;先住民達が辿り着いた時、それらは既に存在していました。故に、多くの古墳と、それらに類似した構造は、通説的な考古学とは対照的に、それぞれの部族達が到着する何年も前から其処に存在していました。同様に、エジプトにおいて、その国における筆記の凄い古さは言うまでも無く、その最も大規模な構造であるグレート・ピラミッドの建築は、何処にも全く記録されていません。

ムンクにとって、この膨大な方法論の全てが、個々の構造物の全体的な規模だけでは無く、その世界全体的な規模と共に融合されると、驚くべき事実を証言します:

「唯、そうしたいから、または何かする事が欲しいから、惑星中に、50,000を超えるピラミッドや古墳を建てる者など誰もいません。歴史は、それらの原始的な人々が、次の食事を得るために、彼等が起きている間、獲物を追いかけまわしていた、狩猟-採取的な人達であったと教えます。もしそれが事実であるなら、それらのモニュメンツ(遺跡など)を建てたのは一体誰なのでしょう?それらの(原始的な)人々には、その様な暇は無く・・・それらの物事(遺跡)は、メディシン・メン(地位の高い医者達/指導者達)の思い付きで建てられたのではありません。その全ての背後には、膨大で世界的な計画が存在していました。」

この分析において、もう一人の地球的なマトリックス(母体)の偉大で数学的なマスター(熟練者)が同意します・・・

神々の格子 第四章 D. ジョン・ミッチェル、「神聖な幾何学」、「神聖な科学」、グリッド、そして太古のエリート

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル115ページ、オン・ライン電子書籍:126ページより

カール・ムンクが、長年に渡る世界的なグリッドの研究の後に、ゲマトリアに辿り着いた間、英国の研究者、ジョン・ミッチェル(1933-2009年)は全く真逆をし、太古で神聖な文献の、数字的、そしてゲマトリア的な詳細を研究するのに多くの月日を費やし、世界グリッドのモニュメンツ(遺跡など)において、全く同じものがコード化(暗号化)されているのを発見しました。多くのその他の研究者達と同じ様に、ミッチェルに取ってそのグリッド・システムの最も主要な特徴は、世界を渡ったその統一的/宇宙的な広さ/延長でした。その疑う余地の無い古さについて、旧約聖書の中に出さえ、そのシステムへの言及が、恐らく、あるでしょうと、ミッチェルは主張します。

ミッチェルにとって、地球のグリッド・システム(i.e.レイ・ライン/龍脈)を見解するための優先的な知覚はジオマンシー(i.e.風水)で、つまり、「生きている地球のアイデアに基づいた、地形/風景的なデザインの科学」です。奇妙な事に、このシステムへの、ヨーロッパにおける、一般的な気付きの広まりは、19世紀に入ってから広まり、そしてそれはとても奇妙な状況のためでした:

「100年前に、中国の風水の風習は、その国(中国)を利用する(植民地化する)ための(欧米の)商人達の、理論的な計画への説明不可能な抵抗を発見した、ヨーロッパの商人達の不平を通して、西洋において一般的に知られる様に成りました。一貫的に彼等は、彼等の鉄道や工場が、特定のルートや、特定の場所を通る事が出来ないと言われました。与えられた理由が理解不可能だったのは、工業的なネットワークを広げる問題に対して、(欧米人にとって)それら(風水的な理由)が、経済的、社会的、または政治的に全く関係が無かったためです。ヨーロッパ人達は、特定の丘の峰は地上的な龍なので、その尻尾を通して切り開く事は出来ないと伝えられました。龍の丘を通ったトンネルは禁じられていて、その丘からの景色を台無しにすると言う理由で、低い平らな地域を渡った真っ直ぐな線の鉄道の提案は拒否されました。この全ては、風水の実施者によって決められ、「それは目に見えず、手に取れないもの」と曖昧に説明されました。」

そのグリッド・システム、または「レイ・ライン」への研究が、イングランドとヨーロッパにおいて本格的に始まったのが、この同時代 - 19世紀で - 私達が見てきた様に、その感心は順を追って、より以前の研究に基づかれ、それらの中の一つは、18世紀のフリーメイソン、ウイリアム・スタックリー博士で、彼は、彼の調査を、17世紀の研究者、ジョン・アウブリーのものにモデルさせました。アウブリーが唯一の一人では無かったのは、1580年まで遡り、エリザベス一世の宮廷の「魔術師」で、イングランドのエリザベス王朝の「アリスター・クロウリー」とも呼べるジョン・ディー博士が、有名なグラストンベリー・アビーの周りのアース・ワーク(土仕事/古墳の様な人工の構造物)が、「地上的なゾディアックを構成していると注目したためで、故に、天文学的な配置/配列と太古の遺跡などの重要性を、近代において気付いた最初に成ったためです。

スタックリー博士は、しかしながら、幾何学(立体性)と音楽において、統一的/宇宙的な定数(constant)としてまた見つけられる、太古の遺跡などにおいて繰り返し現れる、特定の数字を観測した最も初期の人の一人で、それは順を追って、フリーメイソンリーにおけるイルーミネーション(聡明化)の、ヘルメス的な伝統の重要な構成要素を形成し、その伝統を私達は、メソポタミアについての部分において、更により詳しく検証しましょう。これにおいて、彼は、ムンクとミッチェル自身の、後の研究を予測しました。

ですが、スタックリーと彼の先輩、ジョン・ディー博士は、そのシステムに気付いた最初の人達でもありませんでした。ペルーにおけるスペイン人の征服者達は、遠く離れたインカ帝国において、同じ「真っ直ぐな線」のシステムに気付き、この場合、インカの皇帝と彼の使者達のために専用化された道のネットワークでした:

「それらが正に真っ直ぐに成る様にとてつもない努力が成されました。湿地帯を渡って石の通路が並べられ、山肌には階段が切り広げられ、崖を通ってトンネルが掘られ、割れ目を渡って驚くべき橋が編まれました。障害物は決して素通りされず、それを通った道、またはその上の道が建てられました。短期間で、それらの道は、その国における全ての都市部に、スペインの宣教師的、そして軍事的な力を行き渡らせました。」

ミッチェルによると、スペイン人達でさえ、そのシステムに気付いた最も初期の人達では無く、ガウル(南フランス)と英国に、ローマ帝国が拡張する際に、ローマ人達は「真っ直ぐな線の道」の同じシステムに出くわし、それらはそれらの国々におけるレイ・ラインの太古のシステムの上で、それらの道はローマ軍と商業のために、直ぐに舗装されました:「貿易と侵略を通して以外の力の源泉を知らなかったローマ人達は、以前からある道の線に沿って彼等の道を舗装する事によって、彼等は失われた政治的な帝国を再確立していると考えたのかも知れません。」此処で、しかしながら、私がミッチェルに異論を唱えなければならないのは、ローマ人達が - または少なくともローマ共和国における誰かが - 太古の遺跡などの重要性と、単純なラジオ配信機として本質的に機能した寺院の建て方を良く知っていたと言う、豊富な証拠が存在するためです。

スタックリー、ディー、サー・ノーマン・ロックイヤー、ヘインシュ、そしてドイツの研究家達の研究を全て一緒に加えて、ミッチェルは、グリッドの英国の部分に関する驚きの結論に辿り着き、そしてそれを此処において引用するのに価値があるのは、私達が見て来て、そして再び見る様に、同じ事がアンコール・ワットと、そのシステムにおけるその他の場所にも事実であるためです:「英国の地形/風景の全体は天界的なパターンにおいて配置/配列されています。全ての丘には天文学的な意味があり、全ての地域のシメトリー(左右対称性)のその中央から、その隠された本質が解読される事が出来ます。」土地の「地域的な中央を見つける」この重要な点は、直ぐに見られるでしょう。

現時点において、しかしながら、ミッチェルによって観測されたそのシステムの英国的な構成要素には、もう一つの奇妙な状況があり、そしてそれは、この太古のグリッドに沿った地域名において記憶化された、エジプトの英知の神、トート(ヘルメス)と、古代の太陽神、バアルの、繰り返される存在以外の何ものでもありません。トートは、ドゥルイド(土着信仰者)達によってテュータテスとして知られ、そしてバアルはボール・ヒル(バアルの丘)の中に見つけられ、そしてスコットランドのネス湖北部の過疎化した村の名前として、バアルベグさえあり - (レバノンの)バアルベックの面影です!そして英国の地形には何百もの点在する、トゥート、またはトットの丘がり、トートについて証言しています。

神々の格子 第四章 D. 1.その土地の中心を見つける

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル118ページ、オン・ライン電子書籍:128ページより

この謎に更に深く没頭し、以前にも述べられた様に、一つの重要な原則は、「その地域の中心を見つける事」であると、ミッチェルは学びました。これのための理由は、しかしながら、ジオマンシー(風水)以上のもので、ある感覚において、社会秩序自体が、それに影響されていたためです。此処において、その他の場所と同様に、「as above, so below(上の様に、下もまた/大宇宙の様に、小宇宙もまた)」の錬金術(化学)的な原則が機能していて、ですから、「社会的な秩序は、宇宙的/統一的な秩序を反映するためにデザインされています。」端的に、ミッチェルにとって、そのグリッド・システムには、社会的な技術開発の構成要素が存在しています。

ミッチェルにとってこの社会的な技術開発の構成要素は、太古のシュメールとエジプトの文明においてと同様に、神聖な特権である王制が、「天界から降臨させられた」と言う太古の概念において更に現されます。ですがミッチェルにとって、この神聖な構成要素は、太古の王達が、「神々」と人間のキメラ(半神半人)的な子孫であると言う主張以上のもので、むしろ、天界的なマシーン(歯車)自体の反映です:

「神聖な法則の場において、宇宙的なポール(柱)は、権力の最も強力な象徴で、人間の法律の唯一の合法的な源泉と考えられました。その多くのイメージは、測量の棒であり、王の柱で、そして中心の柱である、セプター(王杖)を含みました。王達や族長達は、それぞれの地域の、世界の中心的な岩の上で即位され、それ(岩)は彼等の統治に権威を与え、そして正式な法を与える者(王/族長)が其処から宣言した時、彼の言葉は、あたかもその岩自体が述べたかの如く、同様の、逆らう事の出来ない力を持ちました。」

故に、太古の社会と王国にとって、それぞれの国々の中心を決定する事は、信念的な衝動と成り、この実施の最初の構成要素は、それぞれの地域、または国の、主要な南北の軸を見つける、または決定する事でした。それはその世界の宇宙/統一的な軸の象徴であり、イメージでした。第2章の中で概要された、ヒトラーの東プロシアの本部の選択の背後の、政治的な権力の土台にあったのは、このジオマンシー(風水)的な力の原則でした。次の一歩は、「地域的な赤道」を決定する事で、主要な東西の軸です。

その原則が、現代の地図の作成法に全く知られていないわけでは無いのは、「中心を判定する事が仕事の、セントグラファーとして知られる専門家がいるためです。」米国において、それらの専門家達は、唯一、「重力の中心」として呼ばれる事の出来る対処法を使用しました。彼等はアメリカの地図を板に貼り、関連するエリアを切り取り、そして垂直の枢軸の上でそのバランスの地点を見つけました。これが行われた時、48州の中心は、カンサス州のレバノン付近である事が発見されました。アラスカ州とハワイが後に加えられた時、その同じ方法で、新たな中心が、南ダコタ州のバット・カウンティーの、キャッソル・ロックの西11マイルで、ブラック・ヒル北部の小さな町、スペアフィッシュの少々北であると発見されました。

その様な手法が、表向きに少々馬鹿らしい様に聞こえる間、それが暗示するのは、与えられた表面とその地域の位置に対する、重力の中心の手法が、その様な地域への、より深い物理学をヒントしているかも知れない事で、その物理学は重力と時空間自体の正に本質に拘わっているかも知れず、その見解はまた、それらの場所(遺跡など)の多くの天文学的な配置/配列によって強調されています。

殆どの土地の上の主要な東西南北の軸を見つけるこの手法が、世界全体に関して使用された時、しかしながら、19世紀の王室所属のスコットランド人の天文学者、ピアッジ・スマイスが観測した様に、ある興味深い事が結果します。以下において、その地図は全てを物語っています:

世界の表面の中心の、ピアッジ・スマイスの地図
1smythworld.jpg


ギザ、そして更に特定的にグレート・ピラミッドが、地球の表面の殆どの陸地を超えて通る、東西南北の軸の近くに位置付けられ、そして加えて、北西-南東と、北東-南西の軸にもまた位置付けられています。ギザのグレート・ピラミッドが主要な中軸線の印しとして設定されたのは、すると、殆ど偶然ではありません。問われなければならないのは、それには何かそれ以上の事があったのかで、そしてもしそうなら、そのグリッドの残りの構造について、そして特にピラミッド的なものについてはどうなのか?と言う事です。

神々の格子 第四章 D. 2.太古の大災害、とても高度な文明、そして大災害後のエリート

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル120ページ、オン・ライン電子書籍:130ページより

ミッチェルにとってのグリッドの謎の一部は、ハンコックとファイーア、そしてその他の研究者達と同様に、その明らかな古さでした。その様な遺跡などが古代エジプトと同年代化、またはそれよりも、もっと古いヨーロッパ北部において特にこの現象は、ミッチェルと、そしてその他の研究者達にとって、「何世紀をも超えて行われた太古の科学的な遂行の遺物で、恐らくその権威があらゆる地域で認められた、中央集権的な天文学者-神官達によって指揮されていました。」そしてこれは、文化的な分散の通説的なモデル、「ex oriente lux」のために多大な問題を提示し、言葉を変えると、(以下の様な)そのアイデア全体に対してです:

「文化的、科学的、そして科学技術的な発達は、太古の東洋(中近東)の早期の文明において成され、分散のゆっくりとした徐々の行程を通して、薄められ風化された形状でヨーロッパに辿り着きました。このモデルの条件において、故に、その大陸の遥か遠くの北西の端の単なる野蛮人達が、古代エジプト、または更に古いメソポタミアと同時代に、それらに勝るとも劣らない、数学的な知識とその応用を見せたと言う事は、殆ど考えられません。

その行いの凄まじい古さと規模は、そのグリッドが、何らかの大災害を通して、とても太古の霧の中に失われたとても高度な文明の、ある生存者達によって行われたと言う推測に、ミッチェルを導きました。

神々の格子 第四章 D. 3.グリッド・システムの目的についてのミッチェル a 錬金術(化学)

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル120ページ、オン・ライン電子書籍:131ページより

この活動の全ての目的は何だったのでしょう?この問いへのミッチェルの答えは、通常の「考古-天文学的」、または「考古-占星学」的な測量の印しを超え、測地学的な印しさえ超えます。彼にとって、世界グリッドには、もっと深い機能的な重要性があり、その機能的な目的は、恐らく、それを構築した文明を滅ぼした大災害が何であれ、そのグリッド・システムの「それら自体の魔法的な目的」を体現するエネルギーが何であれ、それをチャンネルするために造られた様に現れます。20世紀初頭のドイツのグリッド研究家、ヘインシュの研究を再検証し、ミッチェルがヘインシュの結論が多少息を奪うと注目したのは、「地球上の表面を渡った、天文学的で幾何学(立体性)的なネットワークを配置/配列する事は、実用的な目的で、殆ど発達させられなかった科学技術を示唆するためです。」

a. 錬金術(化学)

ですがもし、チャンネルされるべきエネルギーがあり、そしてもし、そのグリッドが「実用的な目的」の科学技術を体現するなら、すると、それらのエネルギーは何で、それらを扱うためにデザインされた科学技術は何だったのでしょう?グリッド自体の世界的な延長は、それらの問いに膨大な示唆を提示します:

「近年に至ってから、統一的な通信の発達が私達に、太古の者と、私達自身の国々と、その他を比較する事を許したので、私達は、私達が住む大規模な遺跡などの規模を理解する事を許しました。もし私達が、過去3,000年において生じた地形の全ての変化を無視し、先史時代にそれがどう見えたかを考慮すると、浮上するパターンは私達の文明に対するアイデアとはとても異質なもので、その重要性を見誤るのはとても簡単です。私達が見つけるのが、以下であるためです。大いなる科学的な道具は、世界の地表全体に広がっています。何千年も前のある時点において、世界のあらゆる隅々は、特定の目的を達成する事を意図した人々によって訪れられました。彼等が巨大な石の塊を切り出し浮上させる、ある特別な力と共に、それらの人々は、膨大で天文学的な道具を造り、建てられた柱のサークル、ピラミッド、地下トンネル、サイクロップ的な石の土台を造り、それらの全ては道と配置のネットワークによってリンクされ、そのコース(行先)は地平線から地平線まで、石、(人工の)丘、そして古墳で印されました。」

もし、世界的なグリッドが、本当に、唯単に、19世紀と20世紀における近代の交通と通信と共に派生した世界的なネットワークとして認識されるなら、それが示唆するのは、そのグリッドを構築したエリート、またはエリート達が、少なくとも類似した世界的な知識を持っていた事を暗示する、ミッチェルの隠された明言に注目して下さい。その様な知識は、勿論、そのエリート、またはエリート達が、以前のとても高度な文明の生き残りであったなら自然です。

ですがミッチェルの明言の本当の重要性に着目して下さい:近代人は、惑星規模の膨大な廃墟の中に住んでいただけでは無く、彼はまた、惑星規模の膨大な機械の廃墟に住んでいて、「何か」を操作するための機械でした。その「何か」が何であるかは - 「蛇と、羽根の着いた輪である - 「繰り返される形状」を発見し、それを昔の男性家長的な宗教の象徴とし、キリスト教自体を、それを元に構築されたとする、ウイリアム・スタックリーの研究によって、再び示唆されるかも知れません。」私達は既に、以前の章の中で、アンコール・ワットに関連したヒンドゥーの宇宙学(宇宙感)における、類似した「創始的な男性家長」的なイメージに出会いましたが、此処において注目するのが重要なのは、この羽根の着いた蛇の象徴がまた、エジプトにおいても一般的で、私達が見る様に、メソ-アメリカ(南北アメリカ大陸中部)においても一般的であるためです。「輪を通り抜ける蛇」の象徴は、(核)融合の錬金術(化学)的な象徴の典型で、そしてスタックリーは、迫り来る文明によってそのイメージが破壊される前に、イングランドのエイヴベリーにおいてこのシンボル(象徴)を観測しました。

私達が以前の章の中で見た様に、この「蛇の宇宙学(感)」はヒンドゥーの宇宙学への深遠な手掛かりを含み、それは順を追って、太古の文献の中に存在する深遠で深い「形態的な隠喩」に繋がり、その隠喩は、古代人達が見識した様に、物理的な媒体(エーテル)自体の、変格的で情報-創造的な本質から派生する、創始的な三位一体です。賢者の石の媒体をその様なものにしたのはこの特徴で、そして故に、ミッチェルが、世界的なグリッドの廃墟化した構造物の、深く錬金術的な本質に素早く気付いたのは、「先史的な錬金術者達が、地球自体を扱っていて、それを彼等が、太陽的、または宇宙的なエネルギーの「硫黄」と、地球のスピリット(霊)の「水銀(ヘルメス)」の間の錬金術的な(核)融合のための、蒸留器/返答と考えたためです。

この点が長く考えられる/考え過ぎる事が出来ないのは、もし太古の宇宙学と文献の、「形態的な隠喩」の中に、真実が少なからずあるなら、するとこれが意味するのは、単なる似非科学では無く、この先史的な「錬金術」には更なる何かが含まれていて;人が目撃しているのは、単なる廃墟化された機械(歯車)だけでは無く、恐らく、太古であれ近代であれ、一般的な想像力が認める以上に、更にもっと複雑/高度な、廃墟化された歯車/機械でしょう。

ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル122ページ、オン・ライン電子書籍:133ページより

b. 血塗られた生贄

そのグリッドの、この錬金術的な謎の要素を一つ残らず吟味し、ミッチェルはまた、更なる何かに気付き、そのマトリックス(母体)上の幾つもの場所(遺跡など)に関連した不穏な何かです:

神官達によって操作され、組織化されたスピリット(霊)的な科学技術の現れは、全ての国々において、人間の生贄における膨大な増加によって同行されました。アステカ人達の惨殺は悪名が高く;アイルランドのドゥルイド(土着信仰)達は、人口を激減させたとされます。数々の生贄の石は、血が流れるための鉢や血路が刻まれ、そして数多くの太古の遺跡などとの、暴力的で血なまぐさい伝統との関連性は、(黒)魔術の関心における、神官達によって行われた虐殺の記録によって証明されています。

「人間の生贄の実行は宇宙/統一的な文明の廃墟において繁栄しました。その昔、共通の財産であった、スピリット的な呼び起こしの秘密は、繁殖力/実りの季節的な再生を確かにするため、そして天界的な兆しを通して、神の意志を解釈するために、生活共同体によって任命された者達(神官達)の独占と成りました。神官達/司祭達は、故に権力の地位を確立し、(政治家や官僚達などに)類似した職業の全ての仲間内同様に、彼等の影響力と行動範囲を拡張し始め、生贄的な捧げ物/犠牲のために、その人口(一般大衆)に対して要求する様になりました。

そのグリッド上の全ての遺跡などが、しかしながら、人間の生贄が行われた場所だったわけではありませんでした。これが派生したのは特定の文化においてで - 最も有名なのは、ミッチェルが記述する様に、中米のアステカで - 後の章の中で見られる様に、特定の理由のためでした。現時点において、注目するのが重要なのは、それらの理由がそのグリッド自体の錬金術的な本質に関連していたかも知れない事で、そして人間の生贄が、関連する様にデザイン(意図)された、または少なくとも、誰かによってそう考えられたのかも知れません。その様な行いの目的は魔術的黒魔術的であったと言う手掛かりは、ミッチェルの洞察によって供給され、つまり、そのグリッド自体が関わっていた力が何であれ、それを操作する、または強化する様にデザインされていたと言う事です。

神々の格子 第四章 D. 3.グリッド・システムの目的についてのミッチェル 
c. 数字、測量、そして時間:宇宙のグリモア


ファレル博士&デ・ハート博士の神々のグリッド、EPUB ファイル123ページ、オン・ライン電子書籍:134ページより

c. 数字、測量、そして時間:宇宙のグリモア(魔道書)

ミッチェルは、ムンクと同様に、そのグリッド・システムの鍵は、その天文学的な配置/配列の中にあるだけでは無く、それぞれの遺跡などの位置の中に内在された数字と、そしてそれらの上に建てられた構造の次元(規模)にもあると見解します。そしてムンクとその他の多くの研究家達と同様に、彼はそれらの構造を理解するためには、メートル法が全く役に立たないと放棄します:

「太古の度量衡学、または測量の単位の近代の研究家達は、彼等の研究において無関係のメートル・システムを彼等の研究に使用する事によって、障害されました。フランスのメートル方式は、18世紀後期の近代の考案で、南北極を通った地球の円周の1/4の不正確な測量に基づいていて、それにおいてメートルは1,000万/1とされました。この新たに設定された単位は、いずれの太古の単位に全く関係を持たず、そして古代の研究に近代の学者達がそれを使用する事によって、太古の度量衡学を解明するための鍵を、彼等自身から隠しました。その鍵は、数字の中にあります。太古の単位の全ては、芸術と科学の全ての太古の形状の中に見つけられる数字の同じコード(暗号)によって、それぞれお互いに、そして地球の次元(規模)に関連していています。」

此処において示唆されているのが何かを、慎重に注目して下さい:総量の太古の単位は、地球から派生させられ、それらは順を追って、もし人が、太古の測量の何らかの形状を使用した際にのみ、そのグリッドの構造の次元の中に内在する、特定の繰り返される数字を浮上させます。そして更に重要な事に、それらの同じ数字は「芸術と科学の太古の形状の全てに見つけられ」、つまり、文献の中のゲマトリアによって隠された数字においてです。

簡潔に明言すると、ミッチェルが言っているのは、文献は構造で、そして構造は文献であると言う事で、そして特定の数字が見つけられた時、その両方の目的は錬金術的で、それにおける究極の目的は - 賢者の石自体である - 物理的な媒体(エーテル)の操作であると言う事です。

必然的に、簡単にですが - 数字と測量についてのミッチェルの研究の再検証は、これが何故そうなのかを見せます。観測されるべき最初の点の一つは、長さの測量の、大英帝国的、ローマ帝国的、そして古代ギリシャ的な単位は、24:25の比率において、それぞれがお互いに全て関連しています。よって、

1)5280フィートの、英国の24マイルは、5068.8フィートのギリシャの25マイルと同等で、そして順を追って、
2)5068.8フィートのギリシャの24マイルは、4866.048フィートのローマの25マイルと同等です。

もし人が、ギリシャとローマのマイルを5,000で割ると、人はギリシャとローマのフット(フィートの単一形)の寸法を得て、そして6,000ギリシャ・フィートと6、250ローマ・フィートは順を追って「緯度の度合の1分」を構成します。地球の中間線的な円周 - 24,883.2マイルが - ローマとギリシャの単位によって測量された時、幾つかのとても興味深い数字が起こり始め、その寸法が以下に入れ替えられるためです:

0.09732096フィートの、135,000,000ローマ・フィート
1.4598144フィートの、90,000,000ローマ・キュービッツ
608.256フィートの、216,000ローマ・ファーロング
4866.048フィートの、27,000ローマ・マイル
1.10376フィートの、129,600,000ギリシャ・フィート
1.152064フィートの、84,400,000ギリシャ・キュービッツ
633.6フィートの、207,360ギリシャ・ファーロング
5068.8フィートの、25,920ギリシャ・マイル


ですがこれが全てではありません:「それら全ての倍数は基準的な数字で、数字12の冪乗(べきじょう)と倍数を体現している」とミッチェルは観測します。または言い換えると、全ては数字60の倍数で、測量と数字の太古のシュメールの60進法の基礎です。最後の数字 - 25,920が - 地球の歳差運動の一周を完成させるために必要な時間の量に近い事もまた注目して下さい。

それらの数字は、本質的に全て6の倍数で、ある種の宇宙/統一的で数字的なグリモアとして、「その昔、世界中の文明によって共有された」数字的な基準を構成します。例えば、その様な数字の一つが5,040で、6で割り算出来るだけでは無く、10までのその他全ての数字によって割り算する事が可能で、そして更に加えて、もう一つの方法において奇妙な数字なのは、1x2x3x4x5x6x7 = 5040 = 7x8x9x10であるためです。算数的なマジックのこの部分は、それ自体の中、またはそれ自体においてはそれ程驚きではありませんが、そのハーモニック、50.4フィートがストーンヘンジのまぐさ石(巨石)の輪の直径の平均である事は驚きで、それはその構造の次元においてその他の多くの数字を取り入れています。

それらの数字的な探求に没頭したいのは、やまやまですが、頭の中に入れておくのが重要な点は、世界グリッド上の殆どの構造物が、ある種の「建築的なゲマトリア」におけるそれらの次元において、それらの数字の多くを体現し、それが示唆するのは見るからに明らかで、つまり、「太古の哲学者達は、何より以上に自然の中に起こるものに一致する、数字におけるパターンを求めていて、そして人間の営みを行う事におけるモデルとして設定したと言う事です。しかしながら、それらの数字は、宇宙的な行程として見解され、天界の大いなる歯車の構成要素とされたので、構造においてそれらを体現するもう一つの目的がありました:

「寺院のデザインにおいて、人間的な満足を与える事は、建築士の目的の一部でしかありませんでした。寺院が建てられた主要な目的は、それが奉納された神々、または自然における力を引き寄せるためでした。これは、同調的な共振、または「類は友を呼ぶ」の原則を使用する事によって成されました。それぞれの寺院は、相応しい神への、象徴的な関連を含みました。それは、その神に一致する季節と天界的な体に沿って方向づけられ、その特徴的な数字はまた、その建物の次元において表現されました。数字の特定のパターンは、それぞれが音楽的、そして幾何学(立体性)的な種と一致し、宇宙的なエネルギーの特定の要素を表していました。」

此処においてミッチェルが本当に何を示唆しているのかを、再び一時停止して考えてみるのは重要で、「as above, so below/上(大宇宙)の様に、下(小宇宙/人)もまた」のより広い錬金術的なコンテキスト(文脈))の中のそのコンテキストを与えられると、これが意味するのが、その様な建築物は - もし人が、「同調的な共振」と「同調的なマジック」のための近代物理学の用語を使用する事が許されるなら - 物理的な媒体自体(エーテル)を操作する事の出来る、対化された調和的(ハーモニック)振動機を構築する直接の試みであるためです。

私達は、異例的に高い破壊力だった水素爆弾の最初の実験から、ナチスと、世界グリッドのその他の研究家達によって行われた、政治的なジオマンシー(風水)を通って、アンコール・ワットと様々な太古の文献における、創始的な「男性的-中性的な三位一体」の深遠で高度な「形態的な隠喩」を通って、そして最後に、正に世界的な規模の、錬金術的な構造物の一見の始まりまで、世界を渡って繰り返される数字を含む構造物まで、大いなる古さの膨大な歯車の廃墟の中に住んでいる現代人のイメージを想像させる構造物まで、長くうねる道のりをやって来ました。私達はまた、このプロジェクトの幾つかの上に引っかかる、血にまみれた生贄の形状における、何か暗く不穏なものの、最初の撹拌を見ました。このプログラム(計画)はとても大きく、そしてとても古く、この行程の全体が、何らかのエリートがコーディネートしている計画の産物であると、人は想像せざるにはいられません。

この本の残りの章において、私達は、数字と音楽について最も語った、とても明らかにピラミッドと古代と同一視され、そして人間の生贄とさえ同一視された文化を探求します。端的に、私達は、私達の注目を、中米と南米の太古の遺跡、メソポタミア、そして勿論、全ての中心であるエジプトに集中させ、この歯車の層を剥くことが出来るかを試し、そしてその下に、媒体と意識を操作する、失われてしまっている、深遠で高度な物理学と科学技術が、隠れているのかを探します。

私達がそうする前に、しかしながら、以前の章の中で私達が出くわしたものの、更に詳細な再検証が必要です。

補足ノート:112-129ページ
e-book: 137-141ページ
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